友人さん曰く

最初にお知らせ。

4月25日開催の「じっくりとクロースアップその2」は満席となりました。

ありがとうございます。m(__)m

さて先日の「箱根クロースアップ祭」、実はあまり体調がよろしくはなかったのですが、ゲストの皆さんのすばらしい演技や講義のおかげで、とてもリラックスして過ごせました。(^^♪

が、そんな中「箱根の会」という場所がらを考えると珍しい出来事があり、色々と考えさせられたのでご報告。

メインゲストであった友人馬… じゃなくて、ユージンさんの話とも関係ありますからね。

最初に言っておきますが、これから話すことに関して、誰も悪者はおりません。

誰でもが何でも知ることができ、それでいてなんでも調べるとは限らず、誰でもがどこへでも行くことができ、それでいて、それがどのような場所であるかを知ってはいない…

したがって、いつでも起こり得る話なのですが… 今回の件は少しドラマチックでさえありました。

この会の名物企画に「ひとネタコンテスト」というものがありまして、アマチュアからプロまで、様々な方が10人ほど参加します。

基本、ひとネタはマジックであれば何でもよく、会場の百人ほどの観客の投票により1位の方が決まります。

ちょっとしたお遊び的なイベントであり、ひとネタの解釈も人それぞれなのですが、1位を取りますと、それなりのお土産ももらえますので、結構ガチといえばガチです。(^^;)

様々な演者がいて、毎回面白いのですが、

その中に今回箱根初参加という女性の方がおられました。

そもそもクロースアップマジックのコンベンションでは、女性というだけでも珍しいのですが、コンテストに出演し、さらにその枕とでもいうべき最初のフレーズが…

「最近私の周りで結構流行っているマジックをやってみます」

というもの。 『それはちょっと興味深い』

で、取り出した道具が3つの紙マッチ。

ちなみに紙マッチ自体が最近では珍しいのですが、彼女自身は「ブックマッチ」という英語表現を使っていたので、説明の仕方がちょっと分かりにくかったかな。(^^;)

で、演じてくれたのは3つの中の1つの紙マッチに書かれた数字を当てるという…

私のトリック。

※小冊子「モダクラ9」や、DVD「ワイズワークス4」、拙著「メンタルマジックで奇跡を起こす本」に収録。知っている限りでパクリ本が2冊出ている (^^;) 作品。

『あ、俺のじゃん!どこで覚えたんだろう?』

と、こちらは普通に考える訳です。さらに言えば

『どこで流行ってるんだろう? (^^;)』

会場は会場で、まさか初参加の女性がこんなガチで不思議なマジックをやるとは思ってなかったと見えて、結構どよめいておりました。

で、結局1位を取りました。

それは悪いことではありません。

私もそれほど悪い気はしません。

が、ここがマジックの強みであると同時に、コンテストの場合は問題点でもあります。

無論、遊びだからいいのですよ。

でも人によってはそうは思わない方も当然出てきます。

一応コンテストですから。

さて、この会の性質上、私のトリックであることをご存知の方も結構おられます。

問題はここなんですね。

会場にいる参加者は基本、一般の観客ではないことが前提ですから、大抵の場合、出場者の方は人のトリックを演じるときは(考案者や会場のお客様に対して)一応断りを入れます。

ここが現在では無数に存在する多くのマジックコンテストとの大きな違いです。

そのような感覚を持っている方も多く参加している箱根のような会であるからこそ、

私の作品であることを知っている方からは色々と質問を受けました。

「ゆうきさんが教えてあげたんでしょ!」 とか

「あの方とはどういったご関係?」 とか

「あのやり方でゆうきさんは納得してるんですか?」

などなど (^^;)

箱根のような場所で自分のトリックを突然、しかも知らない女性が演じているのを見たのは初めてですから、質問してみたいのはこちらの方なんですけどね。

で、たまたまエレベーターの前で彼女とご一緒できたので、直接聞いてみました。

と… この続きは次回に。

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