メンタル・マジックで奇跡を起こす本

月曜日に書店で見かけました。

KAWADE夢文庫より税込570円で発売中です。

いや~しかし、普通に書店をぶらついてもまず見つけられませんね。 (^_^;)

結局はネットショップが早いかと。

さっそくボナ植木さんがブログで紹介してくれましたので覗いてみてください。

師匠の初小説、「魔術師たちと蠱惑(こわく)のテーブル」 と

一緒に是非! 

ボナさんありがとうございます。

そして関西の重鎮、ネットショップ 「フレンチドロップ」 のコラムでもおなじみのマジック研究家、石田隆信さんからもご感想をいただきましたので、以下に御紹介します。

せっかくなので私の 《返信内容》 と一緒にどうぞ。

~前略~

メンタル・マジックはタネを知るとガッカリする作品が多いのですが、ご著書の内容は違っていました。

新しい原理、面白い発想、楽しい演出が加えられ、参考になることばかりです。

全ての作品に、ゆうきさんの工夫が加えられ、実際に演じてみたくなります。

《是非とも演じてみてください。メンタルマジックに限ったことではありませんが、マジックの真価はやってみなければ絶対にわかりません。 まあ、やってみてもすぐには分からないことも多いのですが…》

初心者のための適切なアドバイスが加えられているだけでなく、マニアとしても新しい発見が多数あり、楽しめました。

特に鈴木徹さんの原理を使用された 「ドリンク・パーティー」 は、この1作品だけでも、この本を購入する価値がありました。

今年開催された 「ゆったりとクロースアップ」 のゲストの鈴木氏がレクチャーされて、現象の不思議さと原理の面白さで、私は圧倒されました。

他の参加者も同様であったと思います。

これに、ゆうきさんの演出が加わっていますので、今後もますます注目度が高くなる作品だと思います。

《鈴木さんからは最初のハンドリングがゆうきくんらしいと言われましたが、観客からの見た目はあくまでも読心術なので、そのぶん演者の当て方が肝となる作品だと思います。

ちなみに基本となる原理というか、考え方の元祖はやはりエルムズリーなのでしょうね。

鈴木さんの功績は、枚数を減らすことで、セットがシンプルで覚えやすくなり、カードの特定方法そのものが、すばらしく簡単になったという部分だと考えます。》

野島伸幸さんの発想が取り入れられた2作品も楽しそうで演じてみたくなります。

《肖像画を予言にするあの演出部分は私のお気に入りで、今年最も演じる回数の多かったトリックです。

また、フォークに関しては本にも書きましたが、最初の先端を曲げる部分の段階でものすごくウケます。

特に一般の方は本当に不思議がりますので、その分、後半の部分がよりひき立つようです。》

トップの3作品は共通した発想が取り入れられており、敬遠するマニアがいそうです。

意外にも、初心者の方が堂々と演じられるかもしれません。

その場合には、マニアでもタネが分からない可能性があります。

特に紙マッチの使用はすばらしい作品です。

《先日のライブでも演じましたが、マニアの方が完全に引っかかっておりました。

ただこれはよくあることで、知っているつもりでも適切なタイミングでさらりと演じられたら、人間は結構簡単に騙されるものだと思います。

※紙マッチは2001年に小冊子 (モダクラ9) に発表したもので、そのあとビデオ (ワイズワークス4) にも収録し、一般の本には今回初めて発表したのですが、今回の私の本が出る前に、XX出版という所から8月に出た本の中で無断使用されておりました。(+_+)

先方はあくまでも独自に考えたとのことで、なんら問題はないそうです。

法的には問題ないかもしれませんが… 正直厭~な感じですよね。》

フォースやフォールスカット、そして、ケースバイケースの当て方も、作品により違った方法が用いられ、それぞれが面白く参考になります。

《本当はその実際の効果を細かく説明したいところですが、結論から言いますとどの方法も “あのまま”  使用するだけで十分な効果が得られます。

先日のライブでは 「驚異の予言」 をあのまま演じましたが、つわものマニアの面々が完全に騙されていましたよ。 是非お試しください。》

一言だけ苦言を加えますと、内容に比べて本の値段が安すぎます。

もちろん、消費者としてはありがたいことですが。

《本当に… (^_^;) 是非とも宣伝の方をよろしくお願いします。》

~後略~

石田さん、ありがたいご感想をありがとうございました。

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