けが人もなく無事に終了。 ^_^
一般のお客様がお一人… というのが少し寂しかったのですが、なんとか席も埋まりまして、そんなお一人も交えての打ち上げもしっかりと盛りあがり、良い締めとなりました。 (^^♪
参加していただいたみなさん、ありがとうございました。
来年は1月21日(土)に 「第二十夜」 を開催いたします。
ゲストは比較的若手の佐藤大輔さん。
クラシックなトリックをきっちりと決めてくれるはず…
お申し込みはお早めにどうぞ~
ちなみに1月は 「新春駒込寄席」 も企画中。
詳細はもう少しお待ちください。
さて、以下は筑摩書房刊 「ウケる手品」 へいただいた石田さんの御感想の続きです。
~2番目の名刺のマジックもすばらしいのですが、演技後のことも考えられていたのには脱帽しました。
コラム 「クロースアップマジックの本当の難しさ」 でも、その点に触れられていて参考になります。
3番目のコイントリックは、シンプルでエキボック使用の理想型といえます。
演じ方と、正しく行わないと、ウケかたに差が出ることがよく分かります。
4番目の名刺でのオルラム・サトルティ使用マジックもかなり不思議です。
そこに記載された注意点は重要だと実感しました。
これら以外の作品でも、マーブルチョコを使った素材の楽しさ。
ケータイの着信音を効果的に使ったニクイ演出。
客が運が悪かった人にならないための一言の配慮にも感心させられました。
ダイレクトで不思議さが強烈であったのは、バラや三角形の予言マジックです。
これらには、保険としてのパテオフォースがあり、安心して演じることが出来ます。
オープンにして演じるマジックと、秘密の部分を隠したまま行うマジックとの違いを、はっきりさせているのも画期的です。
オープンにして演じる 「はずれる乾電池」 や 「天国と地獄」 や 「指から抜けるストラップ」 は、私も好きな作品です。
オセロやダイスのマジックは、面白い原理と種です。
テクニカルな二つのコインマジックもシンプルで効果的です。
一般の人には少し難しく感じますが、頑張れば出来るマジックです。
しかし、それよりも、マニアがちょっとした腕前を見せるマジックとしては最適です。
そして、収録された18作品の中で、私がレパートリーとして以前からよく演じていたのが 「リンクト」 です。
1977年発行のハリー・ロレイン著 「ザ・マジックブック」 を読んでから、取り入れるようになりました。
面白い発想で不思議ですが、不思議さが十分に伝わりにくいようです。
よく注目させていないと、いつの間にかつながっているので、ごまかされた印象があるのかもしれません。
その点の改善のために、強調すべきポイントを考えましたが、そのことは全て書かれていましたので、さすがと思いました。
長々と感想を書いてしまいました。
これまでの本とは、一味違ったすばらしさがありました。
これからもご活躍を楽しみにしております。~
以上でございます。
石田さん、本当に細かいところまでしっかりと読んでいただき、ありがとうございます。 m(__)m
紹介しているトリックはすべてが実践的なものであり、ページ数の都合で書ききれなかったこともたくさんありますが、それでもこのタイプの書籍としては画期的じゃないかと。 (^_^;)
購読された皆様には、是非とも 「行間」 を読んでいただき、お役に立てていただきたいなあと思っております。
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