以前にも書いたことなのですが、私は根っからの機械オンチなので……というか、多分マジックの 「ある部分」 には、それなりに知識や考えを持ってはおりますが、それ以外のことに関しましては、ほぼすべてがオンチであるといっていいかもしれません。
あるサイトでは 「マジックの能書きを語らせたら日本一」 などと、ずいぶんとまあ、親しいわけでもないのに失礼なことを書かれたりもしているようですが、ま、向こうは自覚症状がないみたいですし、いわゆる 「バカの壁」 ですから何もいいません。基本的にはもう関わりあいたくありませんので……。 ※いやね……これが仕事のお話でしたらかなり我慢もできるのでしょうけど、しょせん趣味のお付き合いでしかないわけで……だとすれば招待したゲストに対しては、最低限の(気持ち的)配慮をすべきなのでは?
ところで私、他人に自分の意見を無理矢理押し付けようとしたことは(んー……とりあえず10年くらいの間としておきましょうか)、ありません。多分。
何となくそうとらえられたり、もしくは高圧的に感じた方がおられるとすれば(ま、10年以上前のことであれば、若さゆえの過ちかもしれません。だいたい、 「若さ」 というのは同時に 「馬鹿さ」 でもあったりするものです)それは私の専門ジャンルに対して、ご自身の立場をかえりみず、土足で踏み込んでこられた場合や、単純に失礼な態度でこられた場合の、私のささやかな抵抗であったり、正当な意見をストレートに表現しているからこそ、そう感じてしまうだけのことなのでしょう。 そりゃあ向こうから意見を求められれば、一応答えますし、ましてや習いにきている生徒さんだったら、一応先生のお話を聞くべきでしょうしね!
さて、とにかく 「オンチ」 な私ですが、この、今文章を書き連ねているスペース、正確には何と表現したらよいのでしょう? なんとなく(この私でも)最近よく耳にする 「ブログ」 でよろしいのでしょうか? 上の方に 「主に……書き込むblogです!」 と書いてあるので、おそらくブログなのだと思っていたのですが……。
そもそもはmMLのサイト用にこしらえてもらったスペースであり、基本的にはソコにまつわる情報、映像だけでは伝えきれない部分の補足、見解等を会員の皆様にお知らせしようというのが目的ですが、単純に内輪の連絡欄として使用することもありますし(誰もダビンチ・コード並の暗号が駆使されているとは気付かないでしょう……私も含めて)、本当に個人的見解を書き、まとめ、自身が再考するスペースにもなっております。
正直ブログの定義がどうであろうと、私にはどうでもいいことなのですが、このスペースが、どなたでも覗けるものであり、公開されている段階で、いわゆる 「公」 の場であることは間違いありません。私はネット上のことも、そして法的なこともよくわかりませんが、こんな私でもなんとなく理解できる範囲において、それなりに気を使って書いているつもりです。
「ゆうきとも」というのは無論本名ではありませんが、プロフィールもまた、どなたでも覗けるようにしてありますし、個人名を出す場合も、自分の責任において問題の起こらない範囲で書いているつもりです。
本当に私的な日記や、妄想日記を公開して、全世界にお友達を作るような趣味を、私自身は持ち合わせてはいませんが、それもまた個人の自由ですから、問題はないと思います。ただし匿名性を利用した、他者への誹謗中傷は論外ですし、しょっちゅう顔を合わせるにもかかわらず、いい加減な情報を流されるのもこまりものです(まったく普段会うことのない人であれば、まだしょうがない部分もあるのですが……ま、それもけして良くはないんですがね)。 また、ネット上での雰囲気(見た目、気質、性格、マジックでいえば実際の力量等)と、実際の雰囲気のギャップについては、かなりの覚悟がいるのではないかとも思います。
そしてどーも感覚的には、多少マイナスに傾くことが多いような気がします。ま、なんとなく理由もわかる気がしますが……。
で、何を言いたいのかというと、ネット上に跋扈する自称名人上手の人たちの意見を、そのまま鵜呑みにする方がいるとすれば、それはそれで問題なのですが、中には
「結構それらしい」 リアルそうな方もおられ、実際に会ってみてガッカリということも多々ありますので、とにかくハッキリといえるコツは 「期待しないこと」 です。
まだ十代の愛すべきバカのみなさん(この表現に悪気はありません。事実、おじさんは若い頃、大抵バカなのです。無論そのままの方もおられます)はおいといて……いや、ホント、大人は寛大に見守ってあげるべきです。ただしあまりにも勘違いしているときは、関係者が責任をもってしばいてやりましょう。
基本的にマジック歴10年とか、20年とか(はずかしげにならよいのですが)、堂々と
書かれている方や、誰それ(有名人)と知り合いです!とか、友達ですとか、習ってますとか、こういってました等、受け売りにしかみえない方は大抵危険です。
まあ、本当の名人やそれなりの方は、けして自らそのようなことを強調したりはしないものです。マジックに夢中になる前に、まず人を見る目を持つことが大切です。
くれぐれもご注意ください。
ある程度育ってしまった 「おじさん達」 は、もう手の施しようがないかもしれませんが、 「まだ若いみなさん」 は、自分の書いた(公開した)ブログ(特にレビューなんぞ)を、数年たって読み返したときに、 「ぎゃーあああ、は、は、はずかしいいいいいー」 となれば、それはまだ見込みがあるわけで、成長している証となるわけです。まあそれを楽しみに、末永く続けていただければと思う次第です。
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