早いですねえ。 でも2月はもっと早いんですよねえ…。
今月の基本予定です。(^_^;)
2日(月)はmML収録日
7日(土)はトイザードの極小ライヴ3回目
10日(火)の 『ともの会その前に』 のメインはカメレオンシルクです。小さいシルク(22㎝角)2色、ダイチューブ1つをご用意ください。
昨年末に解説した、リングとロープも復習予定です。カードも忘れずに!
12日(木)と26日(木)のワークショップにも、なるべく参加しようと考えております。毎回結構濃い内容になるので楽しみです。
16日(月)『ともの会EX』 はいつもどおり。
19日(木) コインとカード5回目ですが、コインは10課と11課、カードは9章と12章をしっかりと予習しておいてください。
23日(月) はゆうき会
まったく演じることに興味のないタイプのトリックならしょっちゅうですし、それなりにいじくり回したり、考察したりしたはずなのに忘れている作品とかって、結構ありますよね。
…私はよくあります。
自分のアイデアや手順さえ、しっかりと記録しておくことがほとんどなかったりするので(特に10代から20代)、おそらく8割がたは忘却のかなたです。
昨年… いや一昨年? (^_^;) DVDで観賞した、チャド・ロングのワイルドコインや、野島君から見せてもらったアイデアが面白かったりしたので、しばらくの間ワイルドコインのマイブームが続いていたのですが、コインとカップをひねくりまわしながら頭の片隅にあったのは、おそらくレクチャーノートで最初に読んだであろう(東京堂出版の『世界のコインマジック』に収録されています)デヴィッド・ロスによるシンプルな2つの手順です。
本当は(観客に見えている)4枚なり3枚のコインは、変化したままの方が効果的なんだろうな… と、思いながらも、それを実現しようとすると、演者の負担がかなり大きくなりそうな気のする中、20代の前半に自分なりの手順を作ったりもしました。
3枚のシルバーコインでコインズアクロスを行い、そのあとで1枚ずつカッパーコインに変化するのです。カップやパースは使用していないので、はっきりと3枚とも変化している事が示せるわけです。さらにクライマックスとして、3枚のカッパーが一瞬で元のシルバーに戻ります。
現象は覚えているので、がんばれば手順も再現できそうなのですが… 実は先ほど、別件でチェックしていたデヴィッドの映像で、同じテーマの見事な手順を見つけて感心してしまいました。
方法論こそまったく違いますが、観客の印象はまったく一緒といっていいでしょう。おそらく私はこの映像を見た上で、自分なりの手順を構成したのだと想像します。
デヴィッド・ロスの手順のあらましは以下の通りです。
3枚のシルバーをパースから1枚ずつ取り出して、すべてをカッパーに変えてしまいます。(ここで3枚のカッパーコインをはっきりと示せるところが説得力のある部分です)3枚のカッパーコインを1枚ずつシルバーに戻し、すべてをパースに戻したあと、おまじないをかけて中のコインを示すと、3枚ともカッパーに変化しています。
調べたら 『EXPERT COIN MAGIC』 にしっかりと収録されている手順でした。
要はロスの手順の存在自体を、自分がまったく覚えていなかったことに驚いたのですが、私の場合、シークエンスが一つ減っているおかげで、結構すっきりしているような気もします。
(^_^.)
再構成できたら、そのうちどこかに発表できるかもしれません。
コメント