根がダメ人間なので、仕事が連続すると結構ストレスがたまります。
きちんとした計画性のない、私自身が悪いのは十分に分かっているのですが…
今週は半ばまでバタバタしておりまして、その反動で 今 結構だらけております。
…はい、これが悪の元凶であることも承知しております。
サラリーマンぢゃあないので、仕事があるってことは本当にありがたいことなんですけどね! m(__)m
マジックの仕事でストレスを感じつつ… 結局はマジックで癒される… なんとも不思議な生活を送り続けております。
ありがたいことに、年齢とともに少しずつ自分のキャパに見合った仕事ができる環境になってきており、これは実にありがたいことです。
昨年あったうれしいことのひとつに、ユージン・バーガー氏が、私の 『FADING COIN』(その昔 ザ・マジック誌 に発表した 『フェード・イン・コイン』 のことです。そのあと私のビデオや、カズ・カタヤマ氏の本の中にも収録されており、そのときのタイトルは 『トリオ』 になっています) を自身のDVDで取り上げてくれたことがあります。
以前マジックランド(ショップ)を通して、ビデオ収録に関する許可の打診があったのですが、そのときは 「バリエーションでも発表するのかな?」 くらいに考えておりました。
しかし実際に出来上がったものを確認してみると、氏は実に丁寧に、会ったこともない人物と、その人物によって創作されたトリックについて語ってくれておりました。
※無論、私自身は彼のショーやレクチャーをみてますけどね!
このトリックにおいて最も大切な “即興というコンセプト” に関する話はもちろんのこと、エキボックにおける重要なポイントもしっかりと押さえられており、レクチャー自体もすばらしいものでしたが、特筆すべきは、そのパフォーマンスにあります。
あれほどシンプルなトリックを、氏はさらに省略することに成功しており、さらには映像というハンディキャップをものともしない、プロのパフォーマーの凄味を魅せてくれているのです。
このDVDに関しましては、いずれmMLより発売される 『奇術探究三号』 でもふれることになりますが、101デックにおける、彼流の使い方と、その演出に関する話題を筆頭に、すばらしい五つのテーマについて取り上げられており、大変に見ごたえのあるものになっています。
ちなみにこのDVDは、東京堂出版の 『ザ・マジック76号』 でも取り上げられていますが、なぜかこの 『FADING COIN』 にだけは“まったく”ふれられておりません。中身に直接ふれなくても、タイトルくらいは入れといてくれてもねえ… (^_^.)
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