夏に収録したUGMコンベンションの映像を先ほどチェックしていたのですが、毎度おなじみ 「リレーレクチャー」 が豪華! しかも今回は10人! 当初は収録時間の関係で2巻になるのでは? そういった話もあったのですが、M氏の名編集により1巻にまとまってしまいました。
まあ人数はともかく、以前このブログに紹介した事情により、実践派の方、クロースアップ、ステージを問わず、クラシックトリックのお好きな方は絶対に見逃せません! 正直なところ個人的には売らないでほしいくらいです。
ま、これまた何度でもいいますが、新しいネタのみを求める方向きではありませんので念のため。
もう一本は 「ライブ・ワークス2」 ですが、こちらはまあ、カードの好きな方にはいいかな? 個人的に (私の) UGMの映像では、ライブが収録されている 「ライブ・ワークス」(まあ、タイトル通りです) がオススメなのですが、傾向として 「ライブ」 を前面に押し出している商品は売れにくいようです。
で、本題に入りますが、今年の前半に好んで演じていたカードトリックに、バーナード・ビリス氏の 「パラノイド」 という作品があります。
ロレインのアポカリプスの初期の号に掲載されていたと思うのですが、正直もの凄く難しいので、あきらめていた作品でした。 (私が読んだのは20年くらい前)
今年に入ってたまたま当人の映像を見たところ、本当にさらりと演じておられ、ヾ(・・;) スゴイナオイ などと思いながらも、あっ (・o・) やさしくすりゃあいいのか と思い直し、自分なりに構成してみたわけです。
結果的にうまいこと出来上がりまして、原案のダイレクトさが消えたぶんは、ちょっとした意外性を付け加えて、無事 「お気に入り」 となりました。
「モダクラ劇場4」 でも演じましたが、「ライブ・ワークス2」 収録のクロースアップ・ショーのなかでも演じています。
先ほどチェックを終えた後で 「キラスタイルⅢ」 を見ていたら、最初のトリックがほぼいっしょでビックリしました。
オチの表現方法は違いますし、ビリスの作品はくり返して演じるところがおもしろいのですが、トリックの骨格はまったく同じです。
まあ、原理自体はさらに古いのですが…… まさにコインシデンス! タイミングがよすぎて驚きました。
興味のある方は3人の違いを比較してみるとおもしろいでしょう。
ちなみに同作品のなかで、キラさんが 「ダブル・カット」 を解説しているのですが、細かい工夫がすばらしいです。 以前から 「キレイなダブル・カットだなあ」 とは思っていたのですが、そこまで考えているとは知りませんでした。
さて、今から残りを鑑賞するとしましょう。
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