大阪と京都のレクチャーからもう一週間…
相変わらず早いです。(^^;)
大阪と京都、それぞれ違う内容のレクチャーを行ったのですが、2点だけどちらでも解説した作品があります。
ひとつは先日もここで取り上げた、mML135号収録作品『あなたの目の前で』。
そしてもう一つが、5枚のカードから1枚を選んでもらうのですが… その1枚が意外な形で予言されている『見えない予言』。
ちなみに『見えない予言』は、レクチャーの時にはまだ名前がなかったのですが、上記の(現象の)トリックのことです。参加されたみなさんは分かりますよね?
このトリックの肝が演出自体であることは明白なのですが、ここで使われているメソッド自体も、結果的にぴったりとハマっていたようで… 演者の想像以上に、一般の方はもちろんのこと、マジック愛好家の方にもウケます。
まだ東京を含めて3か所でしかレクチャーをしておりませんから、未見の方のために現象は秘密にしておいてくださいね。
ところでここでのメソッドというのはフォースの方法であり、2007年に出版した『コミュニケーション力が身につくクロースアップマジック23』(小学館文庫)の132ページに解説されているものです。
もう9年前なのでうろ覚えですが、フォーサイトから発売されているDVD『モダクラ劇場』のどこかでも演じた気がします。
この時はケータイを使用した演出だったのですが、『見えない予言』ではごく普通のカードマジックのように見せかけて、意外なオチを付け加えました。
5枚からのフォース方法としては悪くないやり方で、応用もききますので、ご存じない方や、私のように忘れていた方 (^^;) は是非チェックしてみてください。
まあ、本の方はもう絶版なのですが…
タイトルはともかく(私が付けたものじゃあありませんからね)内容はホントウに「良い!」です。
見つけたら買って損はないですよ。
なんせ値段は500円切ってますからね。(^^;)
ちなみに今回のレクチャーを受けた方で、私のサイトで販売中の『オーディナリーペン3』をお持ちの方がいたら、ペンのクリップに例の予言をはさんで(観客の目の前に)おくと、別の演出が可能です。
ペンに合わせたフォースカードを、本に解説した原案通りに選んでもらい、“予言”を見てもらうのです。
お客様が紙を開いて戸惑ったら、「予言はそちらではありませんよ…」とかなんとか言えばよいという訳。(^^♪
楽しいですよ。
さて、今週末の25日(日)は、静岡のマジックバー『NOT』(054-272-0030)をお借りして、私のレクチャーを開催致します。
主催は静岡のマジシャン、ウメ&マツのコンビ。
開場は13時半、開演は14時、参加費は4千円です。
お申込みは直接お店へお願いします。
17時からは懇親会があるようですが、私も1時間ほどお邪魔する予定。
お時間のある方は是非。
上記で紹介した『見えない予言Ⅱ』も解説しますよ~
それと10月10日のイベントは残席が5つ。
ひとネタコンテスト枠はあと2つです。
お申込みはお早目に。
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コメント一覧 (3件)
この本は、新刊は無理でも「アマゾン」の新古本として、楽に買うことが出来ます。出品者は、心得た方が多く、新古本といえどもきれいな本が届きます。ご参考まで。
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E5%8A%9B%E3%81%8C%E8%BA%AB%E3%81%AB%E4%BB%98%E3%81%8F%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF23-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%86%E3%81%86%E3%81%8D-%E3%81%A8%E3%82%82/dp/4094187138/ref=sr_1_10?s=books&ie=UTF8&qid=1474316684&sr=1-10&keywords=%E3%82%86%E3%81%86%E3%81%8D%E3%81%A8%E3%82%82
菊池様
いつもありがとうございます。
久しぶりに読んでみましたが… 面白かったなあ。(^^♪
上記のフォースのような少し難しいものも収録しているのですが、どの作品も無理をせずに演じられるよう、バランスの取れた節度ある設計がされています。
真面目に書いておいて良かった…
中途半端なマニアの方は、イラストだけを見て、知っているマジックだと思うのでしょうね。(^^;)
本当に人前で演じている人なら、違いがわかるはずなんですけどね。
ちなみに昨夜、調べたいことがありまして、mML80号をチェックしたのですが、ここでは拙著『ウケる手品』収録の作品を多数演じており… これまた面白かったですし、正直言って、何か所か騙されましたね。(^^)
ライブと解説演技の違いもmMLならでは。
マジックってやっぱり楽しいです。
「ウケる手品」は、新刊がアマゾンにあります。私もレヴューを、書かせて頂いております(汗)。それで、早速mML Vol.80を再鑑賞中です。加齢の為ほとんど忘れており(汗汗)、大変楽しくライブ・シーンを見終ったところです。
参考までにアマゾンのURLを表示します。が、行くにはコピペの必要がありますので。
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A6%E3%82%B1%E3%82%8B%E6%89%8B%E5%93%81-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E3%82%86%E3%81%86%E3%81%8D-%E3%81%A8%E3%82%82/dp/4480066411/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1474496448&sr=1-1&keywords=%E3%82%A6%E3%82%B1%E3%82%8B%E6%89%8B%E5%93%81