日曜日開催の静岡レクチャー、予約者は少し少な目とのことでしたが、蓋をあけたら当日フラッと現われた方が多めで (^^;) 満員でございました。
お集まりいただいた皆さん、ありがとうございます。
懐かしい方にもお会い出来て嬉しかったです。
今後ともよろしくどうぞ。(^^♪
ただ前々日から喉の調子が悪く、いつもよりもテンション低めであったかもしれません… その点はごめんなさい。
ま、内容自体はカード、コインからカップ&ボール、ロープまで、ここ数年の実際のレパートリーを公開しましたので、どれかは使っていただけると思いますし、ちょっとしたアイデアやコツ、サトルティ、その適切な使い方など、少しでも参考にしていただけたのではと思います。
そして月曜日はmMLチェックと定例のゆうき会。
mMLの収録は基本的に2か月先行していますので、毎回新鮮です。
自分で見ていても、演者が(私ですけどね)どんなマジックをしようとしているのか、途中までわからないのです。
今回は10月に発売予定の、136号のチェックなのですが… 各トリックの演技時間と解説が長く、どこをカットするべきかで悩まされました。
収録時間には限りがありますからね。
この号は大作といえる作品が2点ありまして、そのうちのひとつは、大阪の奇術家、石田隆信さんによる、カードを使った魔方陣トリック。
最近この魔方陣をテーマにした作品が見直されているようで、テンヨーさんの新製品にも、1点含まれていました。
大抵の場合、観客の決めた数の魔方陣を、すばやく作ってみせるという、速算術とでもいうテーマとして見せるのですが、
コイツをカードで行うこと自体が珍しく、星の数ほどあるカードマジック作品群の中でも、数えるほどしか発表されていないと思います。
石田さんの作品はロバート・パリッシュの作品を元にしているそうですが、簡単な準備でできるよう工夫されており、原作にはないツイストも入っていて豪華です。
毎度おなじみ、ゆうきなりのアイデアや工夫もありますので、楽しみにお待ちください。
ところでテンヨーといえば、先日三越劇場で開催されたマジックフェスティバル。
例年よりも気持ち短めで、とても見やすかったですね。
いわゆるステージマニプレーション系の大物ゲストはいなかったのですが、
トリのふじいあきら、大トリのへクター・マンチャと、現場主義とでもいう、プロフェッショナルの凄みを見せてくれました。
ま、マンチャは一応アマチュアなのですが… 別枠ですよね。(^^;
※マンチャはグランプリアクトとは別の手順もサプライズで演じてくれました。
演技は生ものであり、2回公演ですから、昼と夜とでは多少違ったでしょうし、
基本的に奇術愛好家の大会であり、愛好家の感想はそれぞれ違っていて面白かったのですが、
夜の部のふじいあきらは、本人の思惑がすべてハマっていて… 長年見てきた中でもベストの出来ばえでした。
とあるテンヨー関係者は 「あれは神回でしたね」 そう語っておりましたしね。(^^)
ここらへんの事情は、来月10月15日、駒込で開催の『サタデーナイトマジック』でも語る予定です。
コメント