10~12日と3日間、西へ。
名古屋のカーディシャン、桂川新平さんがすごいサロンを作ったという話を聞いておりましたので、連絡を取ったところ、丁寧にご案内してくれました。
ご存じなかった方は是非「ラ・カンパネルラ、名古屋」で検索してみてください。
ロケーション的には、決して伺いやすい場所ではないのですが…
箱(会場という意味ね)としては、まあ、とにかく素敵です。
美しいクロースアップテーブルの他に、ピアノや食卓用のテーブル、休憩用のソファーやテーブルまであり、会場のサイズもクロースアップマジックのサロンとしては最高です。
雛壇があるわけではありませんが、高めのスツールも完備されているので、20人くらいまでのお客様であれば、快適にテーブル上のトリックを楽しめそうです。
今月末の24日から26日までは、スペインのビッグマジシャン、ミゲル・アンゲル・ヘア氏を招いてのショーやレクチャー、12時間のワークショップなどを開催されるようです。
ショーはすでに完売しているようですが、24日のレクチャーはまだ入れるみたいですよ。
中高生は3,500円で参加できるみたいですし、お近くの方、お時間のある方は、ミゲルはもちろんのこと、あのサロンを見に行くだけでも価値があるかと思います。
演者としては是非一度演じてみたい場所ですね。
さてその翌日の11日は、同じく名古屋の老舗マジックショップ「UGM」でのショーとレクチャー。
どちらも盛況で、参加者の皆様ありがとうございました。
で、ここでお知らせをひとつ。
当日の会場でHP限定商品『ウィニング・ザ・レインボー』をお買い上げいただいた皆様。
おそらくですが、解説書を渡し忘れた可能性がございます。
心当たりのある方は、私のHPのお問い合わせフォームまで、お名前とご住所をご明記の上ご連絡ください。
解説書をお送りいたします。m(__)m
そして12日は京都へ向かい、まずはYuji村上さん主催のマジックイベントへ。
滋賀の大御所シオミさんや、この日のメインゲスト、セイヤさんらと挨拶を交わしつつ、スタッフ込みで30名程度のちょうど良い感じでの会を堪能。
ひとネタコーナーでは参加者から4名の方が演技をしてくれましたが、皆さん面白かったですね。
唯一学生で演技をしてくれたT君のカードもなかなか良かったのですが、イベント終了後、村上さんの運転する車で京都駅まで送ってもらった際、てっきり同乗していると思ったT君が消えてしまうというイリュージョンを村上さんと2人で味わい (^^;) 本当にびっくりしました。
4月の箱根クロースアップ祭でも、ひとネタで会場を沸かせていた福井さんは、ボブハマーの「マセマティカル・スリーカードモンテ」のバリエーションを演じておられましたが…
改めて良いトリックであると感心いたしました。
単純に不思議に見えます。
原案に近いものは、私の監修するmML45号でも取り上げており、私自身の工夫も凝らした手順ですが、氏のやり方では、最初から1,2,3のカードを使用するという、さらにシンプルな形となっており、演出も優れています。
このトリックは大阪奇術愛好会・IBM大阪リングから刊行されている小冊子『THE SVENGALI NO.21』にも収録されています。
そしてこの日の夕方からは京都駅前の施設を借りての私のレクチャー。
名古屋と違うのは、参加メンバーを限定にして、実際にカードやらカップやらを手にした状態で受講できる点。
キャンセルもなく、名古屋とはまた違ったスタイル、内容での講習会となり、盛況でありました。
中には名古屋と京都を掛け持ちしてくださった方もおられまして、ありがたい限りです。
三日間の道中では、初めての出会いも結構ありまして、今年中にもう一度くらいは関西でイベントができたらと考えております。
みなさんありがとうございました。
さて、今週末18日の土曜日は駒込マジックルームにて『サタデーナイトマジック第七十一夜』がございます。
開場18時 開演18時15分 参加費1500円
ゲストはもうお馴染みとなりました齋藤修三郎さんです。今回もとびっきりユニークで不思議な作品を見せてくれますよ。
お時間のある方は是非。
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