5日のイベント、池袋のダイニングバー「カーリースクラム」でのミニライブは、20時の回と22時の回で出演者が違うという珍しいパターンに。
2回ともご覧になったお客様が一人だけおられましたが、その違いが結構面白かったのではないかな~と。
ゲストマジシャンは久しぶりの出演、小林洋介さんと、初出演の叶音ちゃん。
ここでのライブは観客が0から ^^; 10人くらいまでの2回公演が基本なのですが、会場設定の問題で、1回のベスト人数は6、7人。
今回は5人と7人だったので、その点も良かったかなと。
マジシャンが複数いて、チャージも千円しかいただいていないので、ビジネスとしては論外なのですが ^^; お客様にとってはなかなか良い環境ではないかと思いますよ。
このライブ、来月は3日ですので池袋近郊の方で、お時間のある方は是非~。
さて7日は毎月発刊しているマジックの教材、マンスリーマジックレッスン(mML)122号の収録日でした。
ちなみに今週末は10周年記念号となる120号が発売されます!
まあ10周年は嬉しいのですが、これだけのボリュームになると、はじめての方はどこから手を付けたらよいものか… ^^; 訳がわからなくなると思います。
マジックは色々な側面を持っており、楽しみ方は人それぞれなので、mMLも利用の仕方は皆さん次第ではあるのですが、
基本的には実際に人前で演じる方のための基礎作りから、練習方法、演じ方までを学んでもらうべくスタートさせた教材です。
サンプルとして取り上げるトリックに関しては、新しいものというよりは、多くのマジシャンによって磨かれてきたクラシックな作品を中心にしています。
直接mMLについて聞かれた場合にいつもお答えするのは、
「これからクロースアップマジックを学ぶ方は、まずは1号から12号までをやってみてください。実際に演じる際のレパートリーという意味では、それで十分ですし、向こう5年間は楽しめますよ (^^♪」
※ついでにいうと、本当に1年分を完璧にマスターすれば、クロースアップの演者としては一生困らないと思います。
実際、私のマジック人生の10年分くらいが詰まっていますからね。(^^)
ということです。
また、今回の120号もそうですが、これまでも年に一度の記念号では
カズ・カタヤマさん、二川滋夫さん、藤原邦恭さん、ヒロ・サカイさん、鈴木徹さん、ふじいあきらさん、ボナ植木さん、小川繁さん、荒井晋一さん、紀良京佑さん…
といった日本を代表するマジシャンのみなさんに出演してもらっております。
※もちろん基本一人ずつですよ (^^;) 100号の時は特別に5人のゲストがおりましたけどね。
ちなみにもし、1人でもご存じない方がいるとしたら…
しっかりと勉強しておいた方が良いですよ。
とまあ、このようなゲストを交えての貴重なライブが目いっぱい収録されておりますので、よりライブを楽しみたい方は記念号からチェックしてみるのもおすすめです。
それと、85号以降は「トークレクチャー」ということで、より深く演技や構成などについて触れておりますので、それこそプロの方はそこからスタートしてみるというのもありでしょう。
そして、多少これまでにマジックをやってきた方や、いわゆるマニアの方には、
かなり長くマジックに携わっている方でも、知らないトリックや見逃しているトリック、演技を見たことのないトリックはたくさんありますからね、まあ、お好きなところからどうぞ…
と、
いいたいところなのですが、
タネを知ること自体を目的とせず、演じることを学びたいのであれば、やはり順番に学ぶのがよろしいかと思います。
よく言われるフレーズとして、
「追いつくのが大変ですよね」
というのがありますが、
追いつくのはそもそも無理 ^^; ですし、追いつく必要もありません。
心配する必要はないのです。
内容自体は古くならないものしか取り扱っていませんから。
※ちなみに13期続いているフォーサイトのマジックスクール(半年コース)。そこで取り上げているカリキュラムの半分は、mMLの1~10号に収められています。
…ま、とは言っても、もう10年。
121号からは新しい企画もスタートするのですが、その中に、これまでの10年を振り返るものや、いわゆる「やさしくできるトリック」なども取り入れまして、
mMLを初期から支えてきてくれた皆様はもちろん、mMLこれから触れる方、どなたでも楽しめるようなスタイルの教材…
かつて季刊ではありましたが、日本でも「奇術研究」「ザ・マジック」という専門雑誌があり、どちらも20年以上続きました。
当然雑誌なので様々なコーナーがあり、多くの愛読者に支えられました。
どこまで試せるかはまだわからない部分もありますが、mMLもこれまでのスタイルに縛られずに、様々なことを試していこうと考えております。
今後は質問されたとき、
「1~12号はしっかりと学んでおくべきだけど、最新号から見ても十分に楽しめますよ!」
そう言えるような教材にしてゆきたいなと。
これからも応援のほどよろしくお願いします。m(__)m
コメント
コメント一覧 (2件)
追いつく必要はない。
このコメントありがとうございます。MMLの最新号に追いつこうと思い、毎月2号づつ購入しています。ややもするとDVDがたまるだけで永遠に見切れないのではと心配しておりましたが、この言葉をいただきじっくり、ゆっくり見ていけばいいのだと安心しました。これからも購入スペースはおとさずにゆっくりみていきたいと思います。
どうもありがとうございました、
シャーロックワトソンさま
「追いつくにはどうしたら…」
実を言うとブログをスタートさせた時から今に至るまで、よく聞かれている質問でして、このブログでもこれまでに何度かお答えしているのですが、
追いつく必要はないですし、実際のところそれは不可能なのです。
まあ「追いつく」の定義にもよりますがね。
ご自身の楽しめる範囲で末永くよろしくお願い致します。