800本目の記事みたい。
たぶん10本くらいはすごく良いことを書いている気がしないでもないのですが… いつの記事だったかは分からないし、どこに埋もれているのかも… ^^;
さてこの3日間ほど、結構いいもんを見たり、読んだりできて、リラックスモード。(^^♪
駒込で開催されたデビッド・ストーンのショー&レクチャーは、人数もちょうど良い感じで、3年ぶりに堪能するストーン氏の演技も絶好調でありました。
大阪では100人以上の愛好家が詰めかけたそうで… 通訳のF先生曰く、一番奥の席が霞んでみえたそうです。(^^;)
ただ、世界的にみても、あのようなスタイルのパフォーマンスだけで食べていける現場 (仕事場) が現在ほとんど存在しないということは、本当に残念。
あのレベルのクォリティのショーに対して、一般観客が5千円くらいを当たり前に支払える土壌を育てられたらいいのですがね。
翌日は見逃していた映画を2本はしご… というか2本立てで。
トム・ハンクス主演の 『キャプテン・フィリップス』 と、ジョージ・クルーニー主演の 『ゼロ・グラビティ』
前者はソマリアの海賊に拉致された船長の話ですが、とにかくリアルな演出で怖いこと、怖いこと、よくできたホラー映画をみている感じでしたね。
傑作です。
で、後者は… まあ~ まずは映像がすごいことなってます。
どうやって撮影したのかまったく想像できないシーンがたっぷり。
基本無音空間の中で二人だけのシーンが続くのですが、見ている途中ふと、この女優さん久しぶりに見たけど名前なんだっけ… 一旦そう思ったら気になってしょうがない。
ありますよね、そんなこと。(^^;)
で、こんなに無音状態が続いて、サントラはどうするんだろ… なんて考えたら、
あ、サンドラ・ブロック だった!
と無事に思い出しました。
ネタじゃありませんよ。(^^;
ストーリーもサスペンスもとってもバランスよく、想像以上に楽しめました。
是非大画面で見てもらいたい映画ですね。
最後は久しぶりの格闘技ネタ。
とはいっても観戦の話ではなく、ここ数年、格闘技好きの人の中では話題となっていた渾身のノンフィクション作品。
増田俊也著『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』
史上最強の柔道家といわれる昭和の大柔道家、木村政彦の謎の多い生涯を、フェイクなし、これまでとは全く違った真実の記録だけを徹底的に洗い直し、18年をかけて調べ、書き尽くした超大作。
3年ほど前にハードカバーが発売されたものの、とにかく厚い!
力道山はともかく、普通の大人であれば簡単に殴り殺せそうな大作で、文庫になってから読もうとじっと待っておりました。
で、そいつが先ごろ新潮社より文庫で販売されたのですが…
文庫で上下巻ありまして、それぞれが600ページ超え。
面白いですよ… そして切ない…
最後は涙なくしては読めませんでした。
力道山世代の方は無論ですが、柔道ファン、プロレスファン、2000年以降の格闘技ブームが大好きだった方、さらには日本の昭和史の好きな方、これはもう必読です。
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