18時半~20時

「新ゆったりとクロースアップ」 前回(第六回)から取り入れたプログラム

「パブリックショー」 が18時45分より始まります。

これはフル参加の30人の他に一般のお客様を加えたマジックライブなのですが、クロースアップが主体の会なので、急に増えても減っても困るという… 集客のバランスがなかなか難しいのです。

最終的に10人のお客様に集まってもらったのですが、そのうちの半分が庄司さんの同級生で、マジックを生で見るのは初めてという方がほとんど。

反応もよくとても楽しんでくれたようです。 (^_^)v

今回はあらゆるタイプの演者がおりましたので、マジックを初めて見る一般のお客様が、どのような反応をするものなのか、多くの参加者が参考になったのではないでしょうか。

Ogaくんが、とにかくひたすらハードルを上げまくるという、斬新なMCをしておりましたが、演者全員がしっかりと飛び越えておりましたね。 (^^♪

1番手は荒井晋一さん

昼に引き続き、2回目のビリヤードボールのアクト。

ステージがあるわけではないのに無理を言ってやってもらったのですが、やっぱりお願いして良かったです。 (^_^)/

カズさんが30年前に憧れ、もろに影響を受けたという、おしゃれなクライマックスを付け加えての演技。

カッコよかったなあ~

2番手は堀内大助

前日開催のライブで4回練習してきたというアクトから、良かった部分を抽出。

今回はお願いした時間内にきっちりとおさまっていました。 

(^_^.)

オープナー向きにアレンジされた 「バンクナイト」、ここ数年レパートリーとしているコイントリック 「チャーミング・チャイニーズ・チャレンジ」、荒井さんのコマーシャルな作品 「もぬけのから」 を利用したパケットまで、すっきりとまとめてありました。

3番手は庄司タカヒト

今年販売された傑作商品 「きくえちゃんよくできました」 から始り、「カラーチェンジング・ノット」 へと続きます。

なにが凄いかって、やっていることはほぼセルフワーキングといってもよいネタなのですが、会場を驚くほどわかせます。

一太郎さんや藤本明義さんのようなギャグやパワー、あるいは強烈な現象で押すタイプではまったくないし、飄々というのとも違う、独自の世界です。

トリネタはジャンボカードを使用したスペリングトリックなのに… いや、手順はよくできているんですよ! 長い時間をかけて構成したものですからね、よくできてはいるんですけど、普通はあそこまでウケません。

まあ、とにかく凄かったです。

4番手はワタクシゆうきとも

せっかくなので荒井さんの 「インビジブルマーク」 を方法論的に少しアレンジしたものからスタート。

現象はまったく原案と同じなので、その違いには誰も気がつかなかったと思います。

オープニング使ったのは初めてでしたけど、ぜんぜんありですね。

続けて先日の西国分寺でのショーのために構成した、サロン向けのポーカーチップのメンタル。観客の反応や感触はぜんぜん悪くないのですが、実際に感想を聞いたり、自分の映像を見てチェックしないとなかなか自信が持てないもの。

今回は若い子から 「不思議ですね~」 と言われて少し安心… いや、自分で構成したトリックに関しては何年やっていてもそんなもんです。

ラストは9月のアキバライブで公開したロープの手順。

ふじいさんや、庄司さん、ヒロさんやカズさんは褒めてくれましたね。

庄司さんによる同級生への個人アンケートによると、一番人気がふじいさんの 「スライディニ・シルク」 で、二番目が私のロープでした。

「俺は入ってねーのかよ!(^_^.)」 と、庄司さんは自らツッコんでおりましたが… これがまたマジックという芸能の良くも悪くも難しいところなのですね。

5番目はふじいあきら

ここ3か月ほど悩みに悩んだ ルービックキューブの手順、というか 「使い方」 がほぼ完成。

たぶんしばらくの間はオープナーとして使われるのではないでしょうかね。

がっちりと観客をつかんだ上で、何度でも見たくなる 「エッグ・バッグ」 の名手順へと続きます。

今回も “卵と柿” で大いに会場を盛り上げていましたが、この手のアクトは良くなれば良くなるほど、それまでは気がつかなかった小さな “アラ” が見えて来ます。

ここ数年、ふじいさんのアクトを “よりよく磨く” のは、庄司さんと私の趣味と化している部分があり (^_^;) 3人になるとすぐにその話題が… いや、ほんと、人ごとみたいですが、この3人、演技に関してはとても真面目だと思いますよ。

それ以外は知らんけど。

で、トリネタは庄司アンケート第一位の 「スライディニ・シルク」 

お客様が結構ガッシリ系であったこともあり、途中、ほんとにシルクが離れてしまうなどのハプニングもありましたが、ふじいさん自身はまったく動じることなく、きっちりと演技を締めておりました。

そして今回の大トリは MASAO

忍者姿で曲に合わせた リンキング・リング の華麗な演技。 (^_^)v

※あ、でも次回はアルコールなしでお願いしますね ^_^;

「ゆったりとクロースアップ」 なのに、プログラムの最初がビリヤードボールで、最後がリング!

まあ、これはとうぜんながら計算した上でやってもらったことなのですが、結果的には大成功でしたね。

とても良い締めになったと思います。

演技して下さった皆さん、本当にありがとうございました。

時間は19時50分をまわったところ、この後はすみやかに会場を片づけて、懇親会に突入です。

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