先日、熊本のマジックバー 「パラノイア」 のご主人、Kさんと再会。
たぶん15年ぶりくらい。(^_^;)
お元気そうでなによりでした。
で、今年お店が20周年とのこと!
すごいことです。
実はまだ、一度もお店にお邪魔したことがないので、20周年のイベントが落ち着いたら (おちついたらかいっ!) 遊びに行こうかな。
さて、この会食はZさんやFさんなどの濃いメンバーばかりだったのですが、その中の話の一つとして、
「自分の基準や目的に関する感覚が低すぎるにも関わらず、そこと現実とのギャップに気が付いていない人が多すぎる」
そういった話がありました。
基本的にはマジックを教えているといつも感じることのひとつなのですが…
例えば先ほど、とあるブログで読んだ記述にこんなことが。
あるバーマジックの店主曰く、「技術がうまくても話のできない人と、技術がなくてもおしゃべりのできる人がいたら、後者を鍛えた方が使える」 そう語っていたのが印象的だったと。
この話自体はまんざら嘘でもないのでしょうが、逆にいうと、いかにもそれっぽい話なので、知識や特に経験の少ない人は、そのまま鵜呑みにしちゃう危険があるか~なと。
ま、ず、は、あくまでもマジックバーでの話であるということが大前提ですし、そのバーの客層、キャパ、雰囲気、値段、あらゆることを踏まえた上でないと正当な解釈はできません。
…で、ここから先は何もバーに限ったことではなく、前記の会食での話と重なる、本当にごくごく、基本的なことです。
実際のところ、少なくとも我々が見たり、聞かされたりする際の “技術のうまい人” や “おしゃべりのできる人” というのが…
本当のところは、全然技術がうまいとか、おしゃべりができるといったレベルの方であることは、“まずない“ ということです。 ^_^;
当たり前のことですが、
マジシャンとして人前に立ちたいのであれば、普通レベルの幅広いマジックの技術とともに、普通レベルの日本語や説明能力が必要なのです。
そういった意味においては、特定の角度だけ見えないパスや、単に見せびらかしているようにしか見えないフォールスシャッフルが、どれほどうまかったとしても、マジック自体は成立しませんし、
どれほど饒舌にギャグやダジャレ (だと当人が信じているもの) をしゃべり続けられる人でも、脈絡がなさすぎる、自分勝手など、相手を気遣える気持ちや余裕がなければ、それはマジシャン以前に人としてまずいのです。
まずは自覚しておかないと。
さて、遅れましたが2月前半の主な予定です。
定例会の詳細、ご予約に関しましては、HPを参照してください。
14日(木) 「ともの会その前に」 19時~21時
駒込マジックルーム
参加費 一般 2千円 女性、学生 千円
※どなたでも参加できるマジック講習会ですが、教材準備の都合がありますので、ご予約いただけると助かります。
16日(土) 「トランプ・タイム」 14時~17時
駒込マジックルーム
庄司さんがお休みなので、私が仕切ります。
参加費 一般 千円 高校生以下は 500円
14時~15時までは私がカードの講習を行います。
※マジックを見せたい人、覚えたい人、どなたでも参加できる定例会です。
16日(土) 「サタデーナイトマジック第33夜」
駒込マジックルーム
18時開場 18時15分開演
参加費 1500円 ※お席はあと二つです。
限定12人の小さなマジックライブです。
初めての方でも楽しめますよ!
マニアの方は是非普通の友人をつれて来てください。
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