トリックのことを書けと言われましたので
※ホントは書こうと思って書けていないことがたくさんあるのですが (^_^;) どれも長くなりそうでなかなか…
先日の講習会で取り上げたトリックや技法の一部に関しまして、ちょっとだけ。
実は先日のソロライブに来てくれた方から (演じたトリックに関する) 質問がありましたので、その原案といえる作品を取り上げてみました。
フランク・ガルシアの名前で有名になった
「エイペックス・エーセス (Apex Aces)」 です。
これは東京堂の事典にも収録されておりますし、古いカードマニアにはおなじみのプロットのはずなのですが…
最近の方の多くは日本語さえ読まなくなっているようで、知らないのですね。 ^^;
準備要らずでいつでも出来て、しかもビジュアルなエースの消失と出現を実現している傑作です。
※最近はじめて 「メコピ」 という言葉を聞きました。
要するに動画をみて自分で適当にコピーすることを指すようです。
う~ん、まあ、これだけでは基本的なセオリーや考え方など、大切なことを学ぶことは難しいでしょうねえ… まあ、タネにしか興味のない方や、人前で演じない方には関係ないのでしょうが…
ちなみにこの作品はmML42号でも取り上げておりますが、ライブの都合上、少し豪華な手順にしてあります。
無論そういった部分に関しては解説でしっかりと触れているのですが、ライブの動画だけを 「メコピ」 しても、肝心なバックグラウンドや重要なポイントは分からんだろうなあ (^_^.)
さてこの作品、基本的には3枚のエースの消失なのですが、パスやカラーチェンジなど、工夫すると4枚目のエースも消失させることが可能です。
また、3枚目の消失にはいわゆる 「ペイントブラッシュ・チェンジ」 を利用すると鮮やかな消失を表現できます。
こういった部分の自由度や演出、サトルティなどに工夫の余地が残されている部分が魅力のトリックでもあり、mMLでもその一例を提示しているのですが、そのためにはまず原案を学ばないとね。
実はワタクシ自身、このトリックをオリジナルのまま演じたのは20年ぶりくらいだったのですが、
当日講習に集まっていただいた皆さんには、十分すぎるほど効果的であったみたいです。 (^^♪
見逃していた方、忘れていた方は是非チェックしてみてください。
ちなみに
実はこのマジックにはさらにマニアックな後半部分があるとか、カード当てのバージョンがあるとか、
さらに細かい情報を知りたい方は 「mMLのブログ」 2008年12月27日の記事をご覧ください。
スタッフの佐藤がさらに細かい報告を書いております。
で、
こうやって懐かしのトリックとmMLの収録号が分かりますと、その当時の私やmMLのブログに関連記事があったりしますので、調べて見ると面白いと思いますよ。
それと… 本日は 1111 でフォアエースの日ですね。
フォアエースのマジックにこれほどピッタリな日もないんじゃないかと。
(^^)/
今年のチャンスは あと8時間。
それから… 確か… マジシャンの MASAOさん 誕生日でしたかね。
おめでとさんです。 (^_^)/
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