スーパープレゼンテーション

テレビのことを書くのは本当に久しぶりです。

先日の月曜日の放送は

間違いなくマジック関連での日本における放送で、

今年の地上波での番組でベストであり、

表現者としての

マルコ・テンペストの到達点のひとつだと思いました。

本当にすばらしい…

最新テクノロジーを駆使したマジシャンとして世界的に注目を集め、日本でも何度となく紹介されている氏ですが、

テクノロジーとマジックを融合させようとしたのは何故か?

という質問に対する前提として

「現代的なマジシャンと伝統的なマジシャンの違いとは何なのか? 違いなんてないのです。 

あらゆるマジシャンが、マジックを観客の為に披露することを心から楽しんでいます。 

しかし、芸術家として大切なことは、自分らしく、自分の作品として情熱を注げる手法を取ることなのです」

そう答えています。

観客やメディアは目新しい部分に興味をひかれがちですが、

本質はそうではないのです。

古来からマジックという表現が抱える問題を指摘しつつ、彼なりの表現でマジックの楽しみ方をプレゼンし、

彼の持論を証明する、そのひとつの到達点を見せてくれます。

繰り返しますが、本当にすばらしい。

見逃した方は…

日曜日の深夜に再放送があるようですから、是非ご覧になってみてください。

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