続 ウケる手品

今月21日(土)開催のミニマジックショー

「サタデーナイトマジック第二十夜」

出演 佐藤大輔 庄司タカヒト ゆうきとも

駒込マジックルームにて

19時開場 19時15分開演 残席は4つです。

ご予約はお早めに~

それでは綾部さんからの御感想の続きです。

~ 個人的には 「コラム」 が充実している点が大変気に入っています。

コラムや後書きは著者の考え方が分かる部分なので、そういうところを読むのが私は大好きなのですが、ゆうきさんらしい、マジックへの愛情に溢れた、しかし実は厳しさも垣間見える文章で、色々考えさせられる (身につまされる?) コラムでした。

アマチュアがどう振舞うべきかなどというのも実に勉強になりました。

また 

「優れたマジシャンの演技を生で見、一緒に堪能しているお客様の楽しそうな顔を見ているときが一番幸せ」 

というのは大賛成です。

長くなってしまいましたので、特に印象に残った二、三のトリックについて述べておきます。

「コイン・シデンス」 ですが、相手に左手を握らせる工夫がすばらしいと思いました。

これにより三つのアウトそれぞれに等しくインパクトを持たせる意味づけができるのがすごいです。

「お菓子な予言」、 パテオフォースの違和感を、チョコを食べるという行為で軽減させてしまうというアイディア、これも思わず唸ってしまいました。

「あなたの負け」、 原型はP・ケーンの 「バリアント」 でしょうか。

実は私は 「バリアント」 には説得力をあまり感じず、やる気が起きなかったのですが、このやり方ならば大変シンプルで見違えるような面白い作品だと思いました。

これからさらに時間をかけて、書かれているトリックに挑戦したいと思います。

そうしながら 「行間に」 隠れているアドバイスなどを発見できるのを楽しみにしています。

素晴らしい本をありがとうございました。

(勝手な事を長々と書いてしまいました。どうもすみません・・・)

綾部祥巳 ~

以上でございます。

ステキな御感想、本当にありがとうございました~ (^^♪

ちなみに 「あなたの負け」 の原案は、仰せの通りP・ケーンの 「バリアント」 です。

技法の代わりにもう一つのアウトを使用するのは、最初イギリスのマジシャン (ええと…名前を忘れましたごめんなさい) のDVDで、丸めたお札の内側に書いておくというアイデアを見たのですが、日本で演じるならば 「ウケる手品」 で解説した方法が無難でしょう。

一時期自分のショーの中でもよく演じていたのですが、一年ほど前にしばらくセットを持ち歩いていたことがあり、たまたまあるマニアの会で演じたところ、かなり不思議に見えたらしく、あとで高名な研究家の方から問い合わせの電話があって驚きました。

^^;

ちなみにmMLの70号でも解説しております。

※ショップページのバックナンバー、もしくはmMLでアップしているライブ映像をユーチューブでチェックできます。 

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