……ホント、困った問題をさらにあさっての方向へと持っていったりするもの……まあ難しいモノなのであります。
私がココで書いたことを、すべて自分に向けての発信と信じて疑わない人がいます。それが良いことであっても悪いことであっても……。
以前、行間を読むということについて書かせてもらいましたが、たった一言、一行の文章でも、とらえかたは人それぞれです。
それぞれではありますが、あまりにも極端な方は本当に困ります。
私がココで取り上げているコトは、極めて普遍的なこと(無論私の中でということですが)ばかりであり、すべては私自身の見解です。直接のターゲットに向けた発信ではないのです。ですから仮にモデルになっている出来事があったとしても、その出来事に思い当たる人に届こうが届くまいが、全く関係ありません。そして、当たり前のことですが、当然私の見解がすべての人にとって正しいとも限りません。
ただ、何かそのことで具体的な問題が起こったときに、自身の覚悟があるかどうかだけです。
そこに何者かが介在する場合、本当に大切なこと、大事なことは、直接当人とやり取りをします。しかし、まったくそれらが通用しない人もまた、まちがいなく存在しているわけです。
イベントや商品の紹介はともかく、すべての見解、考察は、自分自身のために、ゆうきに向けて書き連ねているものです。そこからみなさんが何かを読み取ることは自由なのですが、限られた情報、もしくは片寄った情報から推測で判断したことをゆうきの考えであるかのように吹聴されるのは困りものです。
ところで、以前ココに書いたことで、実際にお会いしたことのある人物からの意見を目にする機会がありましたので、全く知らない人物でもなく、上記のような極端な人物のようにも思えませんので、一応お答えしておきます。これは、もしかするとその人物と同じようにとらえてしまった方に対する回答でもあり、私自身の仕事(依頼を受け、承諾したすべてのマジックがらみの件)のスタンスでもあります。
※ある人物の意見は一度しか見ていませんので、正確ではないかもしれません。
要は 「ゆうきは仕事を選ぶのか!けしからん!」
「一度引き受けたからには文句をいわずちゃんとしろ!責任持て!」
……と、いったところなのですが、これって私の文章がつたなかったということ、そして、けしてすべての情報を提示していなかったことを考えると、仕方がないのかとも思える反面、少し読解力が足りないかな?とも正直思えます。
順番にまいりましょう。仕事を選ぶかどうかですが、これは選びます。ただしギャラの問題ではなく、私にその仕事がこなせるかどうかの問題です。実際にはたくさんいらっしゃいますが、自分のできない仕事を平気で引き受ける度胸は私にはありません。
続いてもうひとつの方ですが、私自身はそれがどのような経緯で受けたものであっても、一度承諾した件を途中で投げ出したことはありません。ただし、先方からドタキャンをくらったり(これは実際よくあることです)、もっと失礼なこと(恐ろしくていえません)にあい、ものすごくブルーになることもあります。
私の書き方が誤解を招いたのであれば、それもまた仕方がないのですが、このようなものの言い方をされると、それが多少なりとも顔見知りの場合はとくにガッカリします。無論それも私にとっては覚悟の上ではあるのですが……。
よく 「芸人は親の死に目に会えない」 などといいますが、たぶん私のようないいかげんな立場の奇術家でも、引き受けたからには、それが手弁当、ボランティアであったとしても、そのような立場においては仕事を優先するでしょう。
おそらくは 「正規の」 という言葉にひっかかりを覚えたのかもしれませんが、それは一般の仕事と、マジック関係者からの奇術家のためのイベント、という意味合いで分けただけで、他意はありません。
また、別の方からは、「ゆうきとも」のような高名な方を知らなかったことに気を悪くされましたか?などと、まったくどうでもいいことについて言及され、結局は 「ゆうき氏ほどではないが私も 世間一般 には認知されていることを再確認しました」 といった話まで聞かされ、これじゃあ伝わるわけないかと、こちらはコチラで(いままでの行動の無駄さかげんを)再認識することとなりました。
念のため、まあ極端な方もいることを考えた上で書きますが(まあこれもまた伝わらないのでしょうね)、ゆうきは高名でも有名でもありません。ごく一部のマジック愛好家に知られているだけで、世間一般にはまったく知られていないのです。
いわば 「アングラ奇術家」 です。
世間一般に知られているマジシャンなんて、片手もいないのが現実なのです。わかりやすくいえば、前田さんやふじいさんだって、知らない人は驚くほどたくさんいるのです。 ただ、ジョークでもなく、「えっ、ホントに自分のことを知らないんですか?」 といったことを平気でコメントするマジシャン(無論自称)も実際に目撃したことがあり、こういったタイプの人物が増えているのは事実かもしれません。 いずれにしても、自分が少しでも有名でありたいという願望…… そこから作られた都合のよいイメージ、これもまた 「思い込み」 だといえそうです。
まちがいない!
以前にも何度か書いていることだとは思いますが、所詮ブログです。無論実名を出して明らかに間違った情報を流すことは論外ですが、その中身をどこまで信用するかは読み手次第なのです。文章自体から何を読み取るかは読み手側のセンスですし、そもそも当ブログ程度の完成度の低いモノから、コチラの意図を全て汲み取ることは不可能でしょう。私の「人となり」をある程度理解している方でも、半分伝わっているかどうか疑問なのです。もちろんなるべくうまく伝わるように努力はしているのですが、残念ながら、結果的にマイナスになってしまうことも多々あります。
したがって、良い考えのサジェスチョンが得られればそれを自分にいかし、必要のない情報はカットしてくださいとしか言いようがありません。
読者の方がドン引きするオチしか思いつかないので、とりあえずおしまいです。
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