言うは易く？

20日のテーブルホッピングライブが終了。

お集まりいただいた皆さん、ありがとうございました。

ちなみに23日は国際展示場駅そばの　「リスーピア」　にて、

11時と14時から無料のショーがあります。

また、五反田の　「ゆうぽうと」　では　「ともの会EX発表会」 が14時と17時からあります。こちらはゲストショーもありで参加費千円。

よろしければ是非！

さて、2日間のライブはどちらも楽しかったですし、色々と勉強にもなりました。

ホント何事もそうですが、日々勉強ですね。

20日のライブでは出演したマジシャンが6人いたのですが、以前同じスタイルのイベントに出演してくれた若手　（私よりもってことね）　はやふみさんが一般のお客様と一緒に観客として参加してくれた上で、反省会　（と称する飲み会）　にも顔を出してくれました。

お店のオーナーからは

「なんだよ、客じゃなくて出演すればいいじゃん～」

なんて言われておりましたが…　実はこれ、芸人に限らず、

サービス業に携わっている人間であれば、結構重要なポイントです。

例えばソロライブの場合、さすがに本人は観客にはなれませんが　^^;

それでも確認のために映像等の記録をチェックしますよね。

同じようなスタイルのイベントがあれば見に行きますし、同じ会場での公演があれば、それもなるべくチェックした上で参考にするでしょう。

もし一度きりではなく、何度も出演するお店　（飲食店）　があれば、実際に客として行って飲んだり食べたりしないと、お客様から見た雰囲気や問題点は見えて来ません。

スタッフはちゃんと動けているか？　料理はスムーズにでているか？　お店は清潔かどうか？　基本的なインフォメーションは？　

マジック以前にも確認すべきことがいくらでもあるのです。

以前は基本的なことだと思っていたのですが、どうも実際はそうでもないみたいです。

少なくとも、マジックを取り入れているお店のスタッフや、オーナーで、本当のお客様としてお店に来たことのあるという方は、これまでほとんどおりませんでした。

つまり　言うは易く　も決してないというのが実は現状。^_^;

マジックでも観客としての目線を意識し、いろんな方のショーやライブを生で観ないと、どんどん一般のお客様とのギャップが大きくなります。

だからこそ、駆け出しの時から今に至るまで、本当のプロが一般のお客様に向かって演じているシーンを生で見るために、いろんな場所にでかけるのです。

仕事としてマジックを始めた頃、マニアがマニアに見せているところだけを見ていても、プロとしては何の参考にもならないことには、すぐに気が付きましたから。

※ま、良い意味で参考になる場所は、今も昔も限られていますけど…　

20日に関しては、家人が友人を連れた上で客として参加してくれたので、その情報や感想は本当に参考になりましたし、はやふみさんの意見や感想も実に的を射ているもので、絶対に出演者やスタッフからでは見えない部分でした。

何度でも相手側から見てみる。

そんな当たり前のことをきっちりやり続ける。

たぶんこれしかないのです。