『ゆうきともソロライブ2』 ~なるべくならお近くで~
2月11日(木祝) 駒込マジックルームにて開催。
12名限定のクロースアップマジックライブです。
2時の部の空きが4席、5時の部は完売となりました。
お申し込みは私かmML (お問い合わせメール) までお願い致します。
ちなみに2月5日(金)に池袋の某バーに出演するかもしれません。
興味のある方は私に直接聞いてください。
昼間めずらしくL氏より電話。
以前私が発表したトリックに関する問い合わせだったのですが、私もよく覚えていなかったために、結局は調べるはめに…
正直なところ、L氏はそこまでしてもらうつもりはなかったのだと思うのですが、自分的にいったん気になると、スッキリするまではどうも落ち着きません。
で、調べてみましたら… なかなかの傑作トリックだと思いましたので、ここに記録しておきます。 (^_^;)
《現象》
演者は1枚のカードを取り出して裏向きの状態で卓上に置いておきます。※予言です。
ここで1組のデックを取り出し、観客にシャフルしてもらった後、卓上に配っていきます。
観客は好きなところでストップをかけて1枚のカードを選びます。
※間違いなくフリーチョイスです。デックの中にギャフカードは含まれておりませんし、特別な仕掛けもありません。
ここで選ばれたカードと予言のカードを示しますが…
なんと一致していません。 (^_^.)
ここで演者は首をかしげて、ストップしたひとつ前のカードを確認し (示して)、
「ああ、こちらなら合っていましたね」 といいます。
※実際に一致しています。つまりここまでは、演者か観客が枚数目をミスしたということになります。
続けて、ひとつ後のカードを示すと… なぜかこちらも一致しています。 (゜゜)
演者は 「なぜ選ばれたカードが一致していないのかが不思議です」 と言って、残りのカードをすべて表向きにすると、
選ばれたカード以外のすべてが予言と同じカードであることが分かります! (゚∀゚)
「おかしいですねえ… そういうときは…」
ここで選ばれたカードにオマジナイをかけると、予言と同じカードに変化してしまいます。 (゜o゜)
実はプロットもメソッドも古典的なもので、特に目新しさはありません。しかしその組み合わせ方や構成が巧妙なので、初見 (かつ生) であれば奇術家でも騙されてしまうと思います。
この現象を達成するためには、適切なフォースとスイッチが必要なのですが、全体の流れを壊さずに組み込むことはなかなかの難問です。
しかしこの手順は、実質的にはセルフワーキングといっていいほど楽なのです。
どうでしょう?
こういった書き方をされると、結構気になりませんか?
実は上記の現象説明では、意図的にある部分を隠してありますが、嘘はまったくありません。
そしてすでに発表済みのものです。
カードマジックのお好きな方はやり方を推理してみてください。
答え (作品名) は次回発表しますが、うまく構成できれば、みなさん独自の作品となるかもしれませんね。
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