先ほど家に届きました。
菅又が忘年会の参加を断念して編集した力作です。(^_^.)
訳あってライブを撮り直したりしたこともあり、いつも以上にバタバタでありましたが、出来ばえは悪くないと思います。
「ライブ」 の部分と 「演技解説」 のハンドリングが若干違ってしまうことは珍しくはないのですが、今回は 『モダン・ジャパニーズ・エーセス』 の3段目の方法論が、まったく違っておりますのでご注意を。
実際の観客の前での演技って、本当にちょっとした流れやセリフ、間なんかによって、だいぶ変わってしまいますよね。
まあ、それも含めて楽しんでいただければと。
『ミディアム・ウォーター』 の 「ライブ」 では、2段目で赤い4枚のカードを重ねた後での 「間」 が、少しあきすぎているために、インパクトが弱くなっています。
ここは 「演技」 での 「間」 と比較するとその差が分かりやすいと思います。
もしもライブで私が使用しているようなセリフを生かしたい方は注意が必要です。
『ラブリィ・リセット』 は、初めて活字… というか、文章で自分の構成したカードトリックを発表したときのもので、最近は演じておりませんが、結構思い入れの強い作品です。
私としてはめずらしく作った時期のはっきりしている手順で、東京でホッピングをスタートしたころ、93年のアイデアです。
確か同じ年に開催された大阪の 『テーブルマジック・サミット』 でレクチャーした記憶があります。
P・ハリスの生み出した 『リセット』 というプロットの解釈に関する、自分なりの結論 (観客の頭のなかで何を起こしてあげるのが理想的なのか) は2006年に出ており (トランプの友に発表したものとは違います)、そちらもこのシリーズで発表する予定です。
ちなみに昨日ですが、カーディシャンにとっては最高のクリスマスプレゼントが世にでました。
あまりにもすばらしく、もったいないので、しばらくの間はあえて具体的にはふれないようにします。
値段で苦労されたようですが、正直いって安すぎます。
マジックと活字をこよなく愛し、その価値のわかる人間だけで大切に共有していけたらと思います。
著者の○○さんと、プロジェクトにかかわった関係者のみなさん、本当にありがとう。
まあ、mMLもカードミラクルズも、自分では常にそういった気持で送り出しているんですけどね!
やっぱり本はいいなあ。(^_^)/ 結局は時間とお金をかけて、自分で作るしかないんだろうなあ。
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