視点と角度

毎週金曜日に加藤英夫氏が更新している 「カーディシャンズ・ジャーナル」 10号の追記部分および、「加藤氏がマリックから学んだ一番大きなこと」 という結び。

共感しました。

無論今回取り上げているトリックに関してだけではなく、多少なりともクリエイティブなことに取り組む際の基本姿勢かと。

ところで昨日取り上げたイチロー氏の言葉ですが、実はある程度のマジシャンであれば (イチローのような世界レベルではなくとも) 、達成していることなのかなと。

芸としてのマジックに完全に昇華していなくとも、トリック自体が優秀であれば、大抵の観客の想像を超えているわけですから。 (^_^.)

まあ、それはともかくとして、実際のところ練習で150点、リハーサルで120点取れていなければ、本番で100点を取ることはできません。

普段の練習で90~100点取れているトリックでも、本番ではせいぜい70点程度になるものです。

70点というのは私が仕事でパフォームするときの目標ですが、さらにいえば、この点数は観客から見たときにそのまま70点ではいけないわけです。

私としては、観客側から見た場合には80点以上取れていることを目指しています。

これは少し視点を変えれば、イチローの云わんとしている部分にも重なっているのかなと…… ふと思ったというわけです。

ン~ッ、ずいぶんとまあ、大雑把な (特に点数の部分ね) 話ではありますが…… 少しは伝わったかな?  

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