今年もあと10ヶ月半…… 東京のくせに雪が積もったりなんかしておりまして、何かと過ごしにくい日々が続いておりますが （以下省略）
ま、それはともかく先日なんとかｍMLチェックも終わりましたので、休日明けには最新号も届くかと思います。
今回はライブだけで18分をこえてしまいまいたので、トータル時間がまた長くなってしまうんぢゃないかと心配していたのですが、なんとか90分に収まりました。
小品トリックとして 「指ぬき」 の類を収録しているのですが、どうもこういったトリックにまったく興味がないというか、重要性を理解していない （しようとしない） 方が多いようですし、なかには単なる 「おまけ」 だと決め付けている人もいるようなのですが、少なくとも私自身はまったくそう考えていません。
どのようなトリックでも、単なる好き嫌いや思い込みで決め付けたりせず、最低限、実際に何度か人前でやってみることをオススメいたします。
映像をご覧いただくとわかりますが、今回のお客様が大変に反応のよい方で、かる～く演じた （まあ、正確には演じたというレベルではありませんが） 「指ぬきトリック」 にものすごく驚いてくれまして、正直私のほうが面食らってしまいました。
実際のところは、あそこまでのリアクションが得られるトリックではありませんが、ｍMLでは本当にダメなトリックを解説することはありません。
相手から思ったような反応を得られない場合、それはほぼ演者側の問題なのです。
ところで、こういったタイプの （ある意味） ありがた～い観客も現実に存在します。
これって一見するとラッキーですよね？ ま、無反応よりは数百倍 「ありがたい」 のですが…… 決して普通の反応 （というか標準といった表現のほうがよいかな） ではありませんから、演者側がそういった一見ポジティブな反応をすべて真に受けるのは違います。また、特にショーなどで綿密な演技プランをしっかりと作っている場合は、かえって極端な反応がマイナスになることもあります。
※実際ｍMLでも、反応が良すぎてボツになった収録が存在したりします。
いずれにしても、世の中にはそういう観客もいるのだということを十分に理解しておいたほうがよいでしょうし、そのラッキーを共有し、相手と楽しみながらも、決して 「自分の芸が受けているわけではない」 ということを理解しておくべきでしょう。
で、もちろんそれ以外にも （キチンと演じることができれば） 効果抜群のトリックが満載ですのでお楽しみに！ とくにトロストの 「ウェイト･ゲス」 は私のお気に入りですし、「シンプルESP」 は、タイトル通り現象も方法も驚くほどシンプルですが、それだけに効果は抜群です。 ちなみに撮影、編集の菅又が思いっきり引っかかっておりました(^_^)。 ライブではある事情により、一度しかおこなっておりませんが、実際には二段階の手順になっておりますので、演技解説をくれぐれもお見逃しなく。
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