前々回のブログを読んだ(らしい)、ある人物の感想を読んでびっくり!
曰く、ゆうきさんは何故そこまで 「タネを教えて!」 という人を常識ハズレのようにいうのか? といったことなのですが……
みなさん、そう感じました?
あそこで語っているのは 「スジを通そう!」 とか、「名前を名乗ろう!」 といった、ごく当たり前の部分に大きなウェイトをかけていたつもりなのですが。
まあ、解釈の仕方は人それぞれなのですが、あまりにも極端で一方的にもとれる感想だったので、ちょっと違和感を覚えました。
キチンとスジを通してくれさえすれば、少なくとも私自身のトリックに関しては、まったく 『秘密主義』 ではありません。
あるとすれば、対象となる相手が、すべての秘密を説明したさいに、それを本当に理解できる知力と経験(そして見識)を持っているのかどうかという点だけです。
正直に言わせてもらうならば、そのような人物に対してならば、自ら進んで秘密を公開したいくらいです。(以前、ジョビーの本からも引用しましたよね)
経験上いえることは、礼儀やスジの通し方を知らない人物に、ある意味親切のつもりで秘密を公開すると、結局はコチラが損害をこうむることが多いということです。
「あのトリックいいですね!パクらせてもらってます!」 というのも、ジョークならばアリなのだそうですが…… 問題はその状況であり、発信者と受け手との関係でしょう?
実はこのセリフを面と向かっていわれたのは後輩 (プロ) なのですが、初対面で、本名もなのらない謎の男 (年齢、職業不詳) に言われ、まあ、馴れもあったのでしょうが、「あ~そうですか、実は僕のじゃあないんです」 なんて適当に流していたのですが、そばにいた某先輩マジシャン (プロ) は、あきらかに引いていました。
感想を書いてくれた方は、有名な研究家の名前を出して、「教えて」 といわれたらうれしいのになあ~ なんていっているのですが…… だから、ぜんぜん前提が違うって! (^_^.)
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