モダクラ劇場の打ち上げの際、第一回目の出演者でもある一太郎さんが、あるカードトリックを演じてくれました。
おそらく40歳以上の古株のマニアにとっては、なつかしいであろう 「ユーロピアン・エーセス」(表記そのまま) です。 確かジョージ・シンドラーの本(高木重朗訳)に解説されていて、「ザ・マジック」 の初期の号にも、アスカニオ原案として紹介されていたような気がします。
正直、最初に読んだとき (中学生くらいかな) は、ちょっと無茶なのでは? そう思ったトリックの一つで、結局実際に試す勇気はなく、私の中ではずう~っとお蔵入りしていたものです。
一段目に関しては、他のマジックの中で使用することもあったのですが (ジョビーのカードカレッジには、フレッド・テイラーのキュアリアス・カウントとして解説あり)、うまい人にサラリと演じられると、「ああ、良いマジックなんだな」 と思い、研究しなおす良いキッカケとなります。
文章と映像の差も、実際のところは理解しにくいのですが、映像とライブの差と言うことに関しては、さらに分かりにくくなっているのだなと感じる、今日この頃なのでした。
一太郎さんありがとうございました。
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