『ハッピーつながり』 と 『八方ふさがり』 はちょっと似ていることに今気がつきましたが、以下の文章とはまったく関係ありません。
昨夜帰って来てテレビをつけたら、某バラエティー番組(30分)に3人のマジシャンが出演していました。
要は町の中でロケを行い、通行人や飲食中の人に突然マジックを見せるといった企画なのですが、ここで各々のマジックの内容について言うつもりは一切無く、ただひとつ感心したのは、マジシャンに与えられる命題が 『お客さんをハッピーな気持ちにできるか』 であったことです。
今までこういった番組におけるマジシャンの役割といえば、大抵の場合 “タネあかし” であったり、 “突然マジックをみせて相手を驚かせる(ドッキリさせる)” といった二択から離れられなかったことを考えれば、これは非常に重要な点だろうと思ったわけです。
現実に製作者サイドが、どこまでそれを意識しているのかは分からないし、仮にその点に関して本当に興味を示しているのだとしても、それが実際にうまく実現できるとは限らず、もちろん番組として成功するとも限らない。
しかし今回は番組自体のバランスとして、決して悪い出来ではなかったと思う。 ……てなわけで、こういった “方向性が” 今回限りのものとならないことを切に願う今日この頃なのでありました。
ちなみに今夜1:10より 『プロフェッショナル・仕事の流儀』 の再放送があり、ゲストは漫画家の浦沢直樹さんです。 (ホラッ、つながったでしょ!って、分かる人にしかわからないでしょうけど) どういう形であれ、もの作りに携わる人には視聴をオススメいたします。
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