名コピー

タバコ業界の宣伝マンを主人公にした映画 「サンキュー・スモーキング」 の、予告編において使われていたコピーが最高でした。

 《彼は嘘をつかない。ただ、真実に手を加えるだけ。》

今週末から公開されるみたいで、それはそれで楽しみなのですが、上記のコピー、マジシャン (という立場) の場合でも、結構重要な要素ではないかと。

これまた切り口によって、とらえ方は変わってくるのですが、一つには “演者の負担を軽くする” という意味において、なるべく余分な嘘はつかないようにした方がよい (特に心理的負担が軽くなる) ということがあります。また、単純にスマートな手法を好まれる方にとっては、理想のスタイルの一つと言えそうです。

実は以前からさりげなく?宣伝していた、 (一応一般向け) 某新書本の12月発売が決定いたしまして、そのなかでも考察している事項です。

まあ、後2ヶ月もありますので、発売される頃にはこんな話題もとっくに忘れられてしまいそうですが、もし一演者として、これまでに考えたことのない概念であったとすれば、今後は少しばかり考えてみるとおもしろいんじゃないかな?

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