ミルトンコートのカップと玉

先日3色のカップと玉を使った手順のことをツイッターで話題にしました。

私の手順はマンスリーマジックレッスンの55号で紹介していますが、それを見た地方の友人が、原案について知りたがっていたので記録しておきます。

ちなみに私自身はこの手順を、昔の『カリヨン』(今は亡きマジックメーカー、トリックスで発行していた手作り小冊子)のコピーで読みました。コピーですので、何号であったかはわかりません。

書かれていたのは、さいとうまさき氏です。

氏によると『KORT IS NOW IN SESSION』からとのこと。

※ちなみにKORTの発音は分かりませんが、表記は氏によるカナ表記に合わせます。

①3色のカップを端から、赤、緑、黄、とし、その前に同じ色のボールを置く。

それぞれのカップに同じ色のボールを入れるが、いつの間にか入れたボールの色が、緑、黄、赤、となる。

②もう一度そのボールをカップに入れると、今度は、黄、赤、緑、となる。

③もう一度それらのボールをカップに入れると、赤、緑、黄、に戻る。(カップの色にマッチする)

④それぞれのボールをカップに入れる。赤をあけると消えて、中央の緑から出る。(2個となる)

⑤中央の緑のカップに赤と緑を入れる。黄をあけると赤になっている。中央のカップをあけると緑と黄になっている。

⑥中央のカップに緑と黄を戻し、黄のカップに赤のボールを入れるとそのボールが消えて中央の緑に3つ集まる。

⑦それぞれのカップにマッチした色のボールを戻す。最後は3個すべて赤のボールとなる。

現象のアウトラインだけを書くとこんな感じです。

※実際、コートもあまり細かい演出には触れていないみたいです。

これはまさき氏も書かれていましたが、②の部分はあきらかに蛇足ですので、おそらく多くの人がカットすることでしょう。

私のなぜあの形に変更したのかを考えてみるのも面白いかもしれません。

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