ある芸人の弟子が師匠に相談したそうです。
「師匠、言われたとおりにやってみましたが、ウケないんです (-_-;)」
それを聞いた師匠が一言。
「おれはまだウケかたなんて教えてねえ! (`´)」
まあ二人の関係や、程度の問題等で、上記内容の意味合いは変わってくるのですが……。
結果的に私自身が学ぶためとはいえ、「教える」 ということを(まがりなりにも)続けてきて一番感じるのは上記の師匠側の気持ちです。
mMLにしろ、他の会の講習内容や、ともの会EXでの私のコメントにせよ、私がやっていることや出来ることというのは、本当に基本的な部分についてだけです。
例えば演技内容に対してアドバイスを求められたときに、その方がどこまで本気でそれを求めているのか、また、その目的が分からないと、コメントのしようがありません。
そして、たいていの場合、ご本人もはっきりとした目的を持っていないことが多い感じがします。
知識的に答えられる範囲であれば何でもお答えしますが、はっきりと目的の分からないことは無論のこと、ご本人のポジション(どの程度の知識を持ち、どのくらい経験があるのか等)が明確でないと、結局は無駄なことを説明することにもなりかねません。
ともの会EXにて行っているのは、《あきらかにマズイ部分を取り除く》 それだけのことです。しかし、実際にはそれだけのことで、たいていの場合は 《良くなったように》 見えるのです。 どんな簡単なことでもいいのですが、機会があれば是非自分の演技を撮影してみてください。 (-_-;) と、思えた方で、原因や手当ての方法が分からない方は是非遊びにきてください。多少ではありますが、お手伝いできるかと思います。
という訳で、今月のともの会EXは、10月16日(月)渋谷にて行います。詳細は「フォーサイトからのおしらせ」 にてご確認ください。
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