スクールで感じることなど

本日の夜は 「サタデーナイトマジック第二十五夜」

19時開場 19時15分開演 です!

お席があと2つあいておりますが…

 

予約を受け付ける時間もありませんので、時間のある方はふらっとお越しくださいませ。

※当然ながら、お席がなくなった場合は立ち見となりますが、その時はご勘弁。m(__)m

今回は ゆうき 齋藤 庄司 ともに新作が多めです。

お楽しみに~ (^^♪

さて本題です。

フォーサイトでは3年前から半年コースのマジックスクールを開講しており、私はカードとコインの基本を担当しております。

ちなみに現在は第7期目。(4~9月)

スクールとは言っても、一週間に一回(2時間) の講義が半年ですので、月に8時間、半年で48時間、単純に言ってわずか2日分の講義に過ぎません。

そして月に4回行われる講義のうち2回は同じ内容ですので、講義の内容自体は24時間、つまりたったの1日分なのです。

このスクールにおける大きな目標の一つは “10人程度の一般客の前で、5分程度のキチンとしたマジックの演技ができること” そのためにまず “今の自分がどの程度できているのか (いないのか) を冷静に自覚すること” です。

講義の目的は決してトリックの知識を増やすことではありませんから、ボリューム的には十分なのですが…

知識にせよ、演技にせよ、ほんの 「さわりの部分」 を勉強したに過ぎないということを自覚しましょう。

私たち講師は、皆さんがスタートラインにたつための方法を手ほどきしたにすぎないのです。

「知ったつもり」 と 「知っていること」 は違います。

そして

「出来ているつもり」 と 「出来ていること」 

ではまったくその次元が違います。

さらに

「うけること」 と 「うけ入れられる」 ことでは、その意味自体が違います。

 

人前で何かを表現するということの意味をよ~く考えてみることが大切です。

内容に関して言えば、私の担当時間はわずか12時間ですが、

半年かけて自分の言葉で理解してください。

すべての動作とセリフには意味があります。

分からないことは何度でも聞きましょう。

私は mML などでもかなり細かいことを説明しておりますが、その内容のおそらく70%は一度聞いただけでは理解できないでしょう。

実際に動いてみて初めて分かること、疑問に思うことが多いのです。

また、実際に観客の前で演技をして初めて分かること、疑問に思うことが多いのです。

そういった段階を自分で実際に踏んでみなければ、ただ単に聞き流してしまうものです。

受講者のみなさんは、同じ講義を2回受けることのメリットを是非ともうまく利用してください。

※ mMLを購読されている方も、数々の名作トリックを本当に自分の武器にしようと思ったら、ある程度理解できたつもりでも、少し時間をおいたら、もう一度解説を見直してみてください。

「そんな説明あった?」 

そう思う話がいっぱい出てくるはず…

私のライブ映像を見て、なぞっているだけでは単なるモノマネにすぎません。

そのトリックの “本質” をしっかりと理解した上で、自分らしい動きやセリフになるよう心がけてください。

仮に頭では理解していても、体が実際に動かなければ意味はありません。

半年という期間をうまく活用し、基礎的な理論と動作を身につけましょう。

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