先日青森の知人と、電話で久しぶりにお話をする機会があったのですが、様々な与太話の後、mMLで私が解説していたある技法に関して、するどい指摘があり、 「ほう、よく気がつきましたね」 と、おもわず褒めてしまいました。(ま、親しい後輩なので)
正直、以前のスパークルアイの件くらい些細な話ではあるのですが、一見レビューをしているようで、どうも解説をしっかりと見てはいない人たちと比べると、単純によく見てくれているのだなと、うれしかったものです。
これまた以前にも申し上げましたが、mMLは、普段の講習会の中にカメラが入ってきただけの、いわば毎回が 「ライブレクチャー」 といった体裁になっているので、実際の説明は最小限におさえてあります。
なにごとにも優先順位というものがあり、質問をされた場合は別ですが、一度にすべてを説明しても、実際にはその意味あいをはたさないことが多いためです。
現実問題として、サイト上のレビューでは、はっきりと説明していることに関する疑問を書かれている方が、実に多く見受けられます。おそらく 「ライブ」 や 「演技」 を見ただけで(会員の方はご存知かと思いますが、mMLでは 「ライブ」 においては一般客の反応をなるべく引きの映像で、 「演技」 ではなるべくアップの映像でご覧いただけるよう配慮しています)これは知っている、これは知らない、もしくは、これはおもしろい、これはおもしろくない、と、解説をちゃんと見てはいないのだろうと思います。
冒頭の話のような(具体的な技法名は伏せますが)私が現時点では説明していない細かい点に関する疑問や、建設的な意見に対しましては、なるべく良い形にして、mMLへ還元しようと考えています。
会員のみなさまも、ひとつ会場の受講者と同じように、参加し、考えながら、いっしょにmMLを作り上げてゆくことができたらと思います。
ちなみに、現在mMLは12号の編集で大変なことになっております。詳しくはmMLブログ
をごらんください。
カップ&ボールの続きはいずれまた……。
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