無事終了いたしました。
お集まりいただいた参加者のみなさん、そしてスタッフのみなさん、ありがとうございました。
2時間強のレクチャーを、ほぼ連続で2回行ったのでさすがに疲れましたが、レクチャー終了後の懇親会後半では、なかなか興味深い質疑応答もあり、有意義な時間を過ごせました。
私は普段 （個人的事情により） 積極的にマジックワールドの集まりに顔を出すことがないため、生で人のマジックを見る機会が限られているのですが、高校生から御大まで、多種多様のアイデアやスタイルを拝見することができ、本当に楽しませてもらいました。
他人を多少なりとも理解しようとする場合、じかに会って話すことが一番だとは思いますが、それでも多くの時間を必要としますし、なるべく多くのデータを必要とします。
上記の条件は親しい関係、もしくはある種の信頼関係を築くために （基本的に） かかせない要素だとは思いますが、実際にそういった部分をある程度クリアした人間でも、その人物の本心、もしくは本意を100パーセント理解することは不可能でしょう。
わたしはせいぜい50パーセントが限界だと思っています。
※50と言う数字を悲観的にとらえる必要はないと思います。であるからこそ、他人の意図をより正しく解釈するためには、ものすごく柔軟な姿勢が必要とされるわけです。
私もいい年になり、気がつくと結構長いことマジックに関わっておりますので、世の中には極端に私を持ち上げてくれる方 （まあ、そのような場合正確には持ち上がっていない場合がほとんどですが…… んんっーある意味冷静すぎるのも困りもんです） や、まさに会ったこともないのにビデオや本だけ、もしくは人からの怪しげな見聞を間に受けたとしか思えないネガティブなイメージ像を作り上げている方もおられるようです。
幸いなことに懇親会の参加者のみなさんは （お若い方もおられましたが） みなさん分別のある大人の方々で、本当に気持ちの良い会でありました。
主催者のお手伝いで関わっておられる世界のマニピュレーター真田さんとも、約15年ぶりに親しくお話をさせていただき、翌日ランチまでご馳走になってしまいました。本当に感謝です。ありがとうございました。
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