無事にクリスマスイベントも終わり、おそらく今年最後の仕事も終え、年賀状も八割ほど出してホッとしております。
ちなみに初 「mML収録」 は7日、「その前に」 は8日 (ルノアール池袋パルコ横店 1号室 ハンカチとコインを忘れずに!)、「モダクラ劇場」 は14日です。
浜松町での忘年会が結構盛り上がったのですが、反省をこめて?新年会を企画中です。面白映像や抽選会をさらに充実させてリベンジ?したいと思っております。基本的にはマンスリーやゆうき会メンバー中心ですが、そこに前回のようなゲストも交えて、楽しくすごせればと…… 映像、粗品、を持って集まってください。
日にちは未定ですが、決定次第このスペースでお知らせいたします。今回はきっちりと予約制にしたいと思っております。
さてフェイクトランスファー、およびパス、そしてヴァニッシュの話です。
さんざん引っ張ってヒントを出しておりますし、そもそも長くマジックと携わってきた方はすでに気がついているかと思うのですが、 「受け渡した瞬間に握る」 という動作は、日常生活のなかでは、 「投げたものを受け止める (取りこぼさないように握り締める)」 ときしかあり得ないのです。
そしてそのようなスタイルを徹底して演技の中で貫いているマジシャンこそが、故アルバート・ゴッシュマンというわけです。
コインのように硬く、適度な重さがあるモノはもちろんですが、この方スポンジボールまでびゅんびゅんほうり投げます。 ……でもなぜかリアルに見えるのですね。 無論細かくいえば、モーションやタイミング、さまざまな伏線が絡み合ってのスタイルではあるのですが、根本的には 「最も心理的に納得のいくアクションである」 ということが功を奏しているのだと思います。
ここまでのおさらいと私の結論
① 「左手に受け渡す」 ことと 「消すために握り締める」 ことは、本来別の動作である。
② ①に関して (ゴッシュマンの手法のように) 正当なエクスキューズのないヴァニッシュにおいても、大抵の場合は二つの動作が同時に行われている。
③ よって 「投げ渡さない」 ヴァニッシュを行う場合は、それらに変わるエクスキューズを考えて説得力を持たせる必要がある。
とりあえずそんなところでしょうか。
次回以降は具体的な対策や、練習方法について考えたいと思います。
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