朝顔が今朝はひとつ、そろそろ限界かな?
先日のレクチャーにて DVD 『トランプの友』 壱と弐はもう手に入らないのでしょうか? との質問を受けました。
実は新たに映像を取り直しており、プラスアルファの解説を付け加えたものを、そのうち発売する予定なのですが、今のところ発売日は未定です。
早くても来年半ばになるかと思いますので、気長にお待ちください。
ちなみに参巻以降のDVDで解説していない技法等は、『ゆうきとものクロースアップ・マジック』 を参照してください。
映像はすべて撮りおろしなので、すでにお持ちの方も時間とおこづかいに余裕があれば是非どうぞ! 無論、例によって知らないトリックをコレクションしたいだけの方や、いわゆる初心者の方、自称中級者の方にはオススメいたしません。
ここまで書いてみて思い出しましたが、以前ネット上の感想らしきものに、「ゆうきのフライング・クイーンは短すぎて物足りない」 とか 「フライング・クイーンって、ヴィジュアルなんですね」 といったものがありまして、おもわず ヾ(・・;) と、ツッコんでしまいました。
DVDをしっかりと見ている方はお分かりでしょうが、あの二段の手順は、あくまでも最初の二段を、ゆうきともはこう演じてますよといった形で解説しているわけで、あの後は天海氏や厚川(泡坂)氏、もしくはあなた自身の手順につなげていただければよいのです。
何度もいうように、『トランプの友』 のコンセプトは、クラシック・カードトリックに対する私のアプローチであり、原点となるトリックを知っている方に向けて発表しているわけです。
原案の基本コンセプトを理解していない人には、改案の良さも悪さも到底理解できないでしょう。
二つ目の感想にしても、私の構成した手順に関しては確かにそうなのですが(まあ、そこを意識して作ったシークエンスなので当たり前なのですが)、元々の作品のコンセプトがそうかというと、そこはちょっと微妙なところです。
いずれにしても、もう少し 『前提』 を踏まえた上での意見や感想だとうれしいのですが…… ちなみに 『フライング・クイーン』 にかんしては、昨日、コインや紙玉に関して触れたことといっしょにしてはいけないかなとも思います。
何といっても、カードは(わざわざ)5枚使用しているわけですし…… まあ、オリジナルのコンセプトを理解している奇術家のみなさんなら、この意味はわかりますよね。
ついでにいっておけば、(実はDVDの中でも少しふれているのですが) フライング・クイーンや、ホーミング・カード (ポケットに通うカードぢゃないよ!) を、まっとうに演技しようとしても、正直若いうちは無理だと思っています。
どうしても演技がわざとらしくなり、こ芝居にしかみえなくなるのです。それこそカップスの映像をみてしまったら、うかつには演じられません。
私自身はもう40に手が届きそうなので、そろそろチャレンジしてみようかと考えておりますが、今のところ、上記二段の後は、スリーカード・モンテや、サンドイッチ・イフェクトにつなげることが多いというのが現状です。
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