視聴者

えー、今続きを書こうとしたらですね、ちょうど例の 『あるある納豆事件』 のお詫び放送を見てしまいました。 私自身は大本の番組自体を見ておらず、この問題もつい先日知ったのですが、よほど大きな話題となっていたのでしょう。 このような形で人気番組の放送が中止となり、しかもかなり詳しく問題のデータ改ざんについて説明しておりましたので、そのこと自体に少し驚きました。

実はこういった一見ドキュメンタリーや、科学的検証を装った番組の問題点に関しては、よくテレビ番組を見ていた二年くらい前までは結構気になっていて、要するに製作サイドの感覚としては、いわゆる 『バラエティー番組』 の延長くらいにしか考えておらず、程度の問題はあるにせよ、番組を面白くするためには少しくらいのウソは許されるだろうといった感覚が、確実にあるのだろうと思います。

以前ある番組で 『血液型性格判断』 に関する特集があり、その結果はある程度の実情を知っている人間が見ると、首をひねらざるをえないものでした。 これは想像ですが、もしこういったことを報道番組として放送したら、かなり大問題になるのではないでしょうか? 

今回は食品がテーマということで、この騒がれ方はおそらく 『不二家』 の流れもあってのことなのでしょうが、まあ今回の事件だけに限らず、かつて放送されたあらゆるテーマについて、無論 『あるある』 だけではなく、あらゆるこの手の番組に対して真相のメスを入れて欲しいものです。

来週からは何事も無かったかのように番組が続きそうな感じもしますが、その際はいっそのこと特集テーマとして 『人はなぜ簡単に改ざんするのか』 くらいやってほしいものです。

まあ仮にそうなったとしても、視聴者はすぐに忘れてしまうのでしょうが。

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