数年前の自分の映像にも、結構な頻度で騙されてしまいます。
皆目見当もつかない… なんてことはまれですが…
ん~ (^^;) まあ、まれにはそれもあるのですな。
でも「あれれ、もう(お仕事)終わってるの?」とか
「そんな準備してたっけ?」もしくは
「あ、それだけでいいんだ~」
なんてことはざらです。(^^;)
ここ数日、とある演目が
「mMLにも入っていたはずだなあ」
と思い、調べていたら…
それとは別の作品が目にとまりました。
※これも良くありますね。部屋を片付けるつもりが、古い雑誌に目がとまって、結局最後まで読みふけるパターン。
今回は55号収録の「ケースからのライジングカード」がそれ。
私の身近にいて、リアルタイムでmMLを購読してくれている方は限られておりますので、発売後すぐに直接のご感想を聞けることは滅多にないのですが、
この時は確か、なじみの奇術愛好家、田島さんから喜びのご感想をいただいた記憶があります。
調べてみたら収録は2009年の11月、発売日は2010年の1月ですので、もう6年前なのですね… (^^;
元ネタの記憶はあるので、「ああ、あれだよなあ…」
そう思って見ていたのですが…
考えてみたら、オリジナルのトリックでは、結構な準備が必要です。
ズボラには定評のある私が、
「そこまでしてたっけかな~」 と思い、
解説を見てみたら… ( ゚Д゚)
自分でも驚きの省エネ設計 (^^♪
これはマジシャンにとっては、結構なウリになる部分だよなあ~と、あらためて思いました。
おそらく映像を見ると、いわゆる「デバノ式ライジングカード」と、ほぼ変わりなく見えます。
しかしながら実際は、レギュラーデックに2分ほど細工をするだけで達成できるのです!
デックの中で、お客様に見せてはいけない “ギミック部分” はたったの1枚だけなのです。
つまりネタをジョーカーにしてしまえば、52枚のカードは自由に使えます。
それでいて、いつでも気楽に 「不思議なライジングカード」 の演技ができるのです。
超おすすめですよ。
コメント
コメント一覧 (2件)
準備しやすい「ライジングカード」は即席でできて良いですね。
私はレパートリーを増やすのに躍起になり、昔覚えたネタを忘れてしまうことが多々あります。
mMLのDVDを何枚か購入して、演じ方のポイントなどをチェックしています。いつでも見直せるので重宝しています。
作品を全部覚えようとすると大変ですが、基礎を身につけるためにも最初の1~12号を購読しようと考えています。
goro様
何事もきちんと自分の物とするためには、基本が大切。
歳を重ねれば重ねるほどそう感じます。
カードやコイン、カップと玉、メンタルマジックなどの基礎を本気で身に着けたいとお考えであれば…
1~6号だけでもしっかりと見て、実際に体を動かし、考え、実践し、再び考え、実践し、学んでほしいところです。