マジシャンとしての仕事はいろいろです。
で、なんやかんやいってもですね。
一番緊張するのは…
自分で主催するライブであり、新作を演じたり、新しいアイデアを試したり、初めてのゲストを迎えたり、MCを務めたりすることです。
ちなみに上記では5つの項目を挙げておりますが、考えてみると定例の「サタデーナイトマジック」や、不定期のライブでも、常に3つ以上は重なっておりまして…
(^^;) そりゃあまあ… キツイよなあと。
マジックってヤツはきちんと演じようと思うと、本当に大変なのです。
なんとかもう少し負担を減らして「良いパフォーマンスを心がけないとなあ…」 と、しみじみ思うのです。
もう何年もそんなことを思い、試行錯誤の繰り返し、
そんなことは百も承知のはずなのですが、最近のライブの映像を見て、ある演目の動きがとても「早くて」驚き、反省したのです。
12月のライブだったので、「ああこれは、10秒とか15秒で演じなくてはいけなかった、某テレビ番組の影響がもろに出でいるなあ」 そう思っていたのですが、
これがまあ、なかなか抜けなくて大変。
ホント、悪い癖は一旦つくと戻すのが大変です。
で、18日、19日と、まったく立場や立ち位置の異なる、二人の大御所と言ってよい奇術家の大先輩と別々に、連続でお会いし、お話しさせていただく時間をいただいたのですが…
まさにこの、「演じるスピードの大切さ」 というお話を、少し違う角度から(たまたま)お聞かせいただきまして、
いやまあ、ありがたいやら恥ずかしいやら (^^;)
普段からスクールやレクチャーでは、自分なりの表現で繰り返し言っていることなのですが、
それを実際に体現することは本当に難しい。
お二人が具体的にどういった説明をしてくれたのかは秘密にしておきます。
気になった方は私に直接生で聞いてください。
さて17日のソロライブやレクチャーも、まあ… 勉強になりました。
久しぶりにお会いした手練れの奇術家、O君が後輩を4人連れてきてくれまして、懇親会もなかなか面白かったですね。
とにかく濃い3日間なのでありました。
続きは長くなりそうなのでまた次回。
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