「mMLブログ」 にてコメントしようとしましたら、長くなってしまい、収まらなくなってしまったようですので、こちらでお答えいたします。
JIJIROさま
本当に参考になりそうであればなるべく生かしたいのですが…… (^_^.)
正直なところ、私の中では満足できるフォローになっていなかったわけです。
まあ、仮に生の演技であのようになったとしても、あまり問題はないのですが……。
念のために言っておきますと、今回のコインとグラスの手順は、クロースアップ用に構成したものではなく、サロン、パーラー用ですので、あの(観客との)距離で本来演じる手順ではありません。
撮影ということで、そこの部分の注意を怠っていたこと自体が、正直にいえば私のミスであり、マズかった部分です。
ここがまた(使える手法が限定される)、教材としての撮影の難しいところです。
いずれにしましても、本来は起こりえないミスなので、あの後のフォロー自体は正直参考にはならないでしょう。
今回に限らず、本編の解説ではこの部分が抜けているかもしれませんが、そこは是非みなさん自身の 「想像力」 を働かせてフォローしてほしいと思います。
基本的には、観客が座っているときに演者だけが立って演じることは、クロースアップ・マジックにおいて(プロ以外では)そう無いと思います。
私が立って演技している場合は、本来 サロン、パーラーを意識していることがほとんどだと思ってください。
よって、このタイプのトリックにおいて、観客の手が直接道具や私自身に届くことはありえないのです。
裏を返せば、初心者のうちは特にそのような状況のトリックを学び、演じることで、 「中途半端な客あしらい」 に傾倒することなく、基本技法や手順自体を身につけることができるのかもしれません。
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