ホテル・ルワンダ

観ました。

池袋の 「新文芸座」 にて、スピルバーグ監督の 「ミュンヘン」 と同時上映。

正直にいいますと、 「ミュンヘン」 もそれほど悪くはないのです。 ただし私の方が勉強不足だったこともあり、このタイプの映画によって、その手の問題に興味を持つ 《きっかけ》 としてはいいのでしょうが、総合的に考えてみると、やはり不親切かなとも思ってしまいます。

「ミュンヘン」 が、かなりの大作(上映時間もね)だったこともあり、もう一本の作品はまた次回にしようかと一瞬考えたのですが、実は最終日であったことに気がつき、(まあ、入場料がもったいないってえのもあったんですが ^^;) 辛かったら途中で帰ろうと、わざと後ろの席へ移動したのでありました。

 ……が、すぐに目が離せなくなってしまいました。 (゜゜) 

史実における、しかも最近の 「大量虐殺」 という重すぎるテーマもさることながら、とにかく分かりやすく、直接心に響き、かつ演技、脚本といった 「映画」 における基本が本当にしっかりしているため、完成度がものすごく高いのです。

この手の映画に対する表現としては「適切ではない!」と叱られるかもしれませんが、間違いなく(そして文句なく) 「おもしろい」 のです!

言い方をかえれば、このストーリーがフィクションであったらどんなに良かったかとも思います。 無論、史実であったからこその映画ではあるのですが……。

これは是非見てほしい映画です。

調べたところ、東京では 「三軒茶屋シネマ」 にて、これから上映されるみたいです。 これまた同時上映が、以前紹介した 「クラッシュ」 だったりしまして、未見の方はぜひとも! 

 どっちを先にみるか? それが一番の問題です。

ホテルにかけて 「ホテルミステリー」(カードトリックにおけるテーマの一つです) の話でも…… なーんてたくらんでもいたのですが、映画を実際に観たら、それどころじゃなくなってしまいました。 (^_^.)

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