ここまでばっちりとオンタイムで進んでおります。
ところで、ぜんぜん ゆったりと じゃないって意見もありますが… (^_^;)
プログラムの間には必ず30分以上の休憩が入りますので、ゲストや主催者以外は結構 ゆったりと 出来るはず。
まあ、あくまでも 「たっぷりと」 や、UGMの豪華すぎるコンベンションを基準にしておりますがね。
という訳で4人の演者が、各々10~15分のまとまった演技を披露する 「クロースアップショー」 のスタート。
MCはI-MAGICの小林洋介さん。
1番手はまだ学生の今西章君。
私のスリーコイントリックを発展させた美しい手順から、流れるようなコインボックスへと続き、スッキリとした予言から4エース、最後はカップ&ボールでフィニッシュ。
ショーのオープニングをバッチリと決めてくれました。 (^^♪
2番手は久しぶりの登場、奥村幸司君。
オイル&クイーン系のパケットから入り、ポケットリングへとつなげ、最後は奥村流のワイルドカードの手順。
ちなみに最後のトリックは 「魔法修行2」(フォーサイト刊) に発表されているものです。元々は2組のデックから2枚のカードを選ばせなくてはならず、その部分が根本的な弱点でもあったのですが、今回はその点が改良されており、かなりスッキリとしていました。
3番手は北海道から参加してくれた綾部祥巳(しょうし)さん。
その昔、UGMのコンベンションに一度出演されたことがあるそうです。ということで、コンベンションでの演技はおそらく20年ぶりくらいなのではないでしょうか?
普段は高校教師をされているのですが、まさに生徒に語りかけるような独特の口調で、味のある演技を披露してくれました。
なんでもできる方なのですが、今回はカードで手順を構成されてまして、なかでも中ネタの 「サイドウォーク・シャフル」 が、実に凝った手順でした。
まあ、実際に演じている人間でないと気がつかないでしょうが… 個人的に印象に残りましたね。
あの (←コイツがどこにかかるのかは察してください) 庄司さんが、
「アマチュアマジシャンにあそこまでしっかり演技されると、結構プレッシャーがかかるなあ…」
そういってましたからね。 (^_^.)
で、最後のシメは当然 荒井晋一さん。
なんと… というか、荒井さんの場合、常にそうなのですが
^^; すべてが新作です。
スライハンドを駆使しているように見えるシンプルなコインズアクロスをギャグのように繰り返したかと思うと、その直後には ジェイ・サンキーのガラス管を使ったコインの移動 (残念ながら実演をみたことはありませんが、本でカフマンのイラストを見るだけでもそのぶっ飛びぶりは分かりますよ) を思い出させる奇抜な (おバカな ^_^;) イフェクトで会場をわかします。
まあ、普通には終わらないところが氏の特徴とも言えますが、間に色々とあって、最後も実に荒井さんらしいライジング・カードの演技で終了。
プログラムはここまでで約半分。
40分後には 「セッション♯2」 が始まります。
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