マジックとはなんと難しい芸なのか…

気がついたら今年も5カ月が過ぎ去っておりました。

今年もあっという間に終わりそうだなあ。 ^_^;

週末は久しぶりにステージからクロースアップまで、様々なマジック、もしくはそれらしきものを生で見ましたし、自分も少し演じました…

立場上も趣味上も、常にマジックに関することを考えてはおりますが、「演じる」 ということに関して、半年分くらいのボリュームのことを、色々と(あらためて)考えましたし、反省もしました。

言葉でも文章でも、よく見る (聞く) のは、「不思議なだけじゃだめ」 とか 「演出で楽しませたい」 「オリジナルで勝負!」 云々…

でも、そう言ったことを声高らかに語りたがる人の多くが、

ごく普通の基本的なマジックをきちんと演じられないのよね。 ^_^;

というか、そんなことを言ってるくせに、結局トリックの不思議さだけに頼ってしまっている人のなんと多いことか。

実際にはそれが出来ないので “逃げ” として、変則的とでもいえるようなスタイルの演技をしているのであれば、ちゃんとそう言わないとね。

※自らをマジシャンとは名のらずに、自分の専門ジャンルにうまくトリックを活用している方、実例は少ないですけど、この方面での素晴らしい方は確かにおりますですよ、はい。

で、語りたがる人のなかには、そもそもマジック云々の前に、何を表現しようとしているのかさえ、観客には伝わっていない人もおります。

「いかにもそれっぽい言葉」 は、おそらく誰かの受け売りにすぎないのでしょうし、たぶん本当の意味をも理解してはいない。

実際にマジックをきちんと (もしくはそこそこ) 体現できている人、もしくはその難しさを十二分に知っている人は、そのための勉強を “ごく当たり前に” している訳で、よほど適切な質問をしない限りは (そんな当たり前のことを) わざわざ普段は言わないですね。

「ごく普通の基本的なマジック」 が何を指すのか? これ自体が人によって違っていることもあるのでしょうが… ^_^;

 

現象やその目的がシンプルで分かりやすく、マジックを初めて見る人にも、その意味や意図がしっかりと伝わる、そういったスタンダードなマジックの現象を、きちんと伝えられる力がまずは必要。

それなしにその先は絶対にあり得ません。

駒込でのワークショップや、スクールでやっていることは、改めて正しいと思いました。

で、そのワークショップ 「ともの会EX」 今年の発表会は11月4日(月祝)に決定!

ゲストの一人もほぼ決定しましたのでお楽しみに。

それと以前から告知しておりました6日(木)19時半からの生放送 「世田谷Webテレビ」 ですが、こちらのゲストもなんとか決定!

某有名マジシャンと若手の有望株が夢の共演 ^m^

会場は小さなギャラリー (233で検索してみてください) で、どなたでも入場可能です。お近くの方は是非~

7日(金)の池袋 「カーリースクラム」 には佐藤大輔が出演。

私や庄司さん、ふじいさんもたぶんおります。

お申し込みは直接お店へどうぞ。

8日(土)開催のレクチャー 「ともの会その後に♯2」 は、まだお席がございます。お申し込みはHPからどうぞ。 

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 同感。もっとゆっくり。もっと楽に。昔あなたにおそわった事がやっと出来てきました(笑)

  • 昔…って 

    でもあのネタを演じて、あそこまで盛り上げるのは世界でいっちゃんだけです。

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