久しぶりに

演劇を観賞してきました。

場所は池袋のサンシャイン劇場。初めてでしたが綺麗ですし、ひな壇の具合がなかなか良い劇場です。

2階席もありますが、1階だけで約600席。1階のほぼ中央端の席でしたが、舞台はとても見やすかったです。

その名前だけは知っていた 「演劇集団キャラメルボックス」 による公演で、演目は 「容疑者Xの献身」 

一般の方にも広く知られているミステリ作品って、実はかなり少ないと思うのですが、この作品は同じ探偵役 (湯川学) が活躍するテレビドラマがヒットし、映画化もされたのでご存じの方も多いことでしょう。

実はワタクシ、原作は読んでいないのですが… (^_^.) それでもホント良くできた話であることは分かります。

※映画と演劇しかみていないのですけど、どちらも良くできてますし、様々な批評を読む限り、筋立ては原作とほぼ同じはず。

唯一本来の犯人役 (石神) に必要な “ある要素” が映画版では “抜けている” ために、少しばかり感動がスポイルされるとの評価があったのですが、それも分かります 原作を読まなくても… たぶん大人の事情でしょうね (^_^;) まあ結局のところは原作者の東野圭吾恐るべしということになるのですが…

肝心の舞台に関してですが、十分に楽しめました。

で、ここからが本題なのですが、私でも知っているほどの有名劇団の公演なのに…

お客さんが入っていないのです。(゜o゜)

私の観劇した日は平日ながらビデオ撮影もあったようなのですが、お客さんは1階に半分といったところ…

劇場が大きく、公演も三週間ですから、集客が大変なことも十分に分かるのですが、う~ん、現実の厳しさをあらためてまざまざと… (^_^;)

私自身も実を言うと前日に家人の “知り合いの知り合い” からのお誘いで招待していただいたのですが ( m(__)m ありがとうございます!) パンフにも前売りの状況が悪いことや、カーテンコールの俳優自身が 「お客さんを是非!」 と語っておりましたので、ホント切実な状況なのでしょう。

私も芸能界の末端にいる身として身につまされますし、ある意味このクラスの劇団でもそうか…と、安心するところでもあるのですが。(^_^.)

さて、この手の公演って、チケット料金がそれなり… というのも特定のファン以外の方が行きづらい理由の一つですよね。

ちなみにこの公演はお一人 七千円也。

そこであまり知られていない技をご紹介。

HPをよ~くチェックしないと分からない情報なのですが、ハ-フプライスチケット (当日半額券) というシステムがあります。

公演当日の10:00から開演の1時間前まで、特定のチケットぴあ店舗で当日まで余った席を半額でゲットできるのです。

【有楽町】 東京国際フォーラム・チケットセンター

【池袋】 ちけっとぽーと池袋店(池袋パルコの6階)

【新宿】 ちけっとぽーと新宿店(伊勢丹会館の地下1階)

空席が多いことを実際に体感してしまいましたし、公演情報を見ても、ぶっちゃけ席はガラガラですから、ほぼ100%この席で大丈夫!

よって3500円で内容の保障された観劇ができるという訳です。

池袋公演は6月3日まで、時間は火曜日以外は19時開演 (火曜日は19時半) 水曜日は14時からの公演あり、今のところ満席は3日のみですので、お時間のある方は是非。

緻密なプロットに加えて最後は涙、途中はギャグも満載、観劇初心者にもお勧めの舞台です。

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