たぶん珍しい方なのだとは思いたいんですけど(願望)、映像とライブがごっちゃになっている人、結構目につきます…
こんなこと今さらなんですが、同じトリックでも、演じる人によって印象が変わるのは当たり前ですし、同じ人が同じ演目をプレイしても、対象やその人数、場所や角度など、TPOによって雰囲気が変わるのは当たり前のこと。
例えばmMLでは、少しでもライブの雰囲気を… そう思って冒頭の演技部分を収録してはおりますが…
一度にせいぜい2~4人の、カメラに緊張している普通のお客様を相手にしての収録には限界があります。
実際の感覚よりも、映像の方が良い感じの場合もまれにありますが、大抵は逆です。
ライブを意識して収録する限り、まずは現場の雰囲気を最優先せざるをえません。
残念ながら、本当の現場の雰囲気を百パーセント伝えることは不可能なのです。
※だからこそ、「ライブ」 と 「演技」 をわざわざ別に撮影している訳です。
これ、たぶん日本製の映像教材ではかなり早くから(意識的に)実践しているんじゃなかろうか?
別にmMLに限ったことではありませんが、要するにそういった (現実) 部分には 「それなりのフィルター」 を、視聴者側がきちんとかけて見るようにしないと、なにかと問題があるだろうなと。
ついさきほど、ポン太さんのブログを読みましたが、ちょうど作年末に 『SICK』 に関するそんな話を書かれておりました。
ポン太さんの場合は、ある意味mMLの逆であり、作品自体をより良い形 (理想の姿) で提供しようとした際に、そこに起こる視聴者側とのギャップについて触れているのですが、提供する側のジレンマという意味では全く同じです。
…はい、新年早々ちょっとグチってしまいました。^^;
ついポン太さんまで引き合いに出してしまいましたが、要するに活字、映像、ライブ、当たり前に全部違いますよってこと。
で、私自身は 「マジックはライブが一番!」 ってゆーのを 建前 にしているってこと。
建前っていうのは、私自身がマジックを考えたり、演じたりする立場であるからであって、一般のマジックファン (マジックの良い演技を観ることに喜びを感じる人ね) にとっては、全然関係のないことですね。
しかしながら、普段一般客の前で演じることを考えていないタイプの人たちにしたって、そういった楽しみ方を自らスポイルする必要はないのになあと。
一旦裏事情 (いわゆるタネね) を知ると、もう後戻りできないから… とか、もう普通にマジックを楽しめないとか…
なんか思い込みが強すぎやしませんかと?
いくらなんでも 想像力 なさすぎだろうと。
百歩譲って、そんな感覚しかない方は、絶対にお客様をマジックで楽しませることはできません。
ほんの少しでも人前で演じるつもりならば、少しは考えないとね。
…まあとにかく、良い一般のファンを増やすためにも、良い演者の良いトリックを、なるべく良い雰囲気で観てもらいたいもの… すべてとは言わないまでも、そういった気持の見えるライブでありたいものです。
さて15日の 『サタデーナイトマジック第九夜』 休憩なしでの1時間15分。
今回はですね…
かなり良かったんじゃないかと。
少人数ならではの一体感がありましたね。
庄司さんのトリックというか、あのジャンル、マニアの方は目から鱗だったのでは?
カーディシャンならだれでも知っている有名作品ですが、あの料理の仕方というか、コンセプトがすごいですよね。
私も久しぶりに見ましたが、マジックはほとんど初めて! そんなお客様もかなり食いついていましたね。(^_^)/
野島君もがんばってくれましたし、
そうそう年下のゲストに大トリを任せたのは初めてでしたが…
MASA0さん、きっちりとしめてくれましたよ。
初参加のカップルも3組来ていただきまして、
みなさん、十分に楽しんでいただけたようです。(^^♪
打ち上げには披露宴帰りのふじいあきらが乱入。
ライブから引き続き参加してくれたご夫妻の奥様の反応が、そりゃあもう、本当にかわいらしくて…
ワタクシ、さとうさん、ふじいさんでの超クロースアップマジックショー
ある意味ライブよりも豪華だったりして (^_^.)
あれほどカジュアルな雰囲気で、あのクォリティのマジックを観られることは… まずないだろうなあ~
さて、今月30日はひさしぶりのソロライブ!
ちなみに第二部(17時~)なら2席あいてますよ~。
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