最新号で取り上げた 『10のパズル』 。
庄司さんが寄席などで演じられるよう、サロン向きに構成したスペリングトリックを、私なりに (かなり) アレンジしたものです。
映像でも説明しているようにジャンボカードで演じることもでき、観客がカードを混ぜたように見えるので、結構不思議に見えますし、現象も分かりやすいので重宝します。
親子連れ200人の前で演じたこともありますが、なかなか好評でした。
サロン (パーラー) スタイルで10分以上のショーを構成する場合は、中ネタとして便利だと思います。
昨日の 『駒込マジックサークル』 。
2時間ほど遅れて行ったのですが、ふじいさんも来ていてメチャクチャ盛り上がっていました。
アッシャーの会のときに、最近彼が研究しているギミックの使い方を見せてくれたのですが、庄司さんのアイデアも盛り込んで進化しておりました。
で、流れ的に 話題は とある技法のことになり、mML24号に収録した 『クイック・クリンク』(SFマジックフェスティバル・コレクション3 片山工房 にも収録されています) を実演することになりました。
これはデヴィッド・ロスの 『スリーコイン・クリックパス』 の私なりのバリエーションなのですが、みなさん結構不思議だったようです。
先ほど24号を久しぶりに見直したのですが、ライブ、演技、両方ともに、仕事を終えた後の効果 (硬貨) の示し方が少し早いです。(^_^;)
今回は久しぶりに人前で演じたのですが、以前よりも 間 が取れるようになっているので、反応も (以前と比べて) 良くなったように思います。
ちなみに24号は二川滋夫先生に出演してもらったのですが、ライブ映像では、二川バージョンの 『コイン・スルー・ザ・テーブル』 を見ることができます。
また、名著 『基礎から学ぶコインマジック』 にも収録されている、「観客が押さえているコインがハンカチを貫通するトリック」 は、即興で演じられる貫通トリックとしては、最も強力な作品のひとつだと思います。
忘れていた方はぜひこの機会に再チェックしてみてください。
コメント