風格

明日 吉祥寺のバー ジーベック で開催される 『ハイグレードマジックライブ』ですが、昨夜の段階で、第一部 (16時開場 16時30分開演) にはまだ2席の空きがあるようです。

ご都合のつく方は、お店へ (0422-41-0714) ご予約をお願いします。

昨日はリー・アッシャーのレクチャーに参加。

20名ほどでゆっくり、じっくりと堪能しました。(^^♪

半分くらいは、10年前のレクチャーと同じ内容であったのですが、やはりというか、当然というか、はるかにパワーアップしていました。 …体重も (^_^;)

私がいうのもおこがましいですが、本当に良いマジシャンになっています。

庄司さんにいたっては、「見るのは (映像もふくめて) 初めてじゃないかなあ…」 などと言っていたのですが、いくつかのトリックを見た後で 

「…あれ? このトリック見たことあるなあ」

10年前のレクチャーにも参加していたことを、完全に忘れていたようです。(^_^.)

当時は50名ほど参加のレクチャーを後ろから見ていただけだったので、距離感の問題 (以前、鈴木徹さんの術語 魔法の距離感 について少し書いたはず…) も大きかったとは思うのですが、

やはり23歳と33歳の年齢差は大きいでしょう。

先日来日した ジョシュア・ジェイ もそうでしたが、10代と20代、20代と30代では違うのが当たり前です。

マニア的な見方として、アイデアがすごいとか、技法がすごいなどと、その時点での才能を評価することは可能ですが、

より一般 (観客) 的な見方に対応する力、つまり演技の安定感や説得力といったものを身につけるためには、単に経験数を増やすだけでは意味がありません。

そこには“長い”経験と考察を繰り返し、常にトータルなスキルアップを図るモチベーションが必要なのです。

この二人をあらためて見るまでの期間が10年あったことは幸運であったと思います。

アッシャーもジョシュアも、その姿勢を崩さない限りは、これからもどんどん成長し続けるのでしょう。

以前私は、故トミー・ワンダーの10年後の演技を生で見たかったと書きました。

私はダイ・バーノンを生でみることはかなわなかったのですが (アッシャーも会っていないそうです。まあ、若いから当たり前か…)、75歳で初来日したときの映像はすばらしいものでした。

たぶん、健康であれば80歳くらいまでは進化できるはず…

ん~と… まずは健康か (^_^;)

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