昨夜レイトショーにて 『7つの贈り物』 を見てきました。
ウィル・スミス主演の作品ですが、この方本当に器用ですね。宇宙人とドンパチやってたお兄ちゃんとは思えません。
ギリギリまで 「謎」 で引っ張っていく話ですので、あえて内容にはふれません。
この作品のテーマを生かそうとした場合に、ここまで 「謎」 で推し進めてしまうことは、監督にとってもある種の賭けではなかったかと思いますが、私にとってはちょうどよいバランス加減でした。
見てみようと思った方は予備知識なしでどうぞ。
ところで 『おくりびと』 のアカデミー賞受賞効果はすごいですね。
昨年、モントリオール世界映画祭でグランプリをとったときには、驚くほど話題にならなかったのですが…。
東京に住んでいたころは、結構小さな劇場にも通ったものですが、引っ越してからは上映館の少ない作品を見る回数が減ってしまいました。
この作品もなかなか見に行く機会がなく、結構気になっていたのです。
近くの劇場でしばらくの間、午前中一回だけの上映があったのですが… 午前中はねえ… (^_^;)。
今回の件があったので、たぶん上映回数もふえるだろうなと思い、それほど混んでいなければ見てしまおうと考えていたのですが…
出かけてみると、上映回数がしっかりと増えているにもかかわらず、なんと土日はすべてのチケットが完売でありました。
んんんーわかっちゃあいるんですが、結局、商業的成功の如何はメディア次第なんですよね。
観賞はもう少し先になりそうです。
ところで劇場に置いてあった上映表を見ていて気がついたのですが、どの作品も上映時間が長くて驚きました。
理由はさまざまなのですが、一般的に劇場上映される多くの作品は、だいたい90分くらいで、100分を超えることはまれだったはずです。
ところが、先日の 『K-20』 の137分もそうですが、今回の 『7つの贈り物』 は140分。『おくりびと』 が145分で、『13日の金曜日』 でさえ115分あります。
数えてみたら上映作品23のうち、19作品が2時間を超えています。(゜o゜)
『ベンジャミン・バトン』 や 『オーストラリア』 にいたっては3時間超えです。
なぜ? たまたま? それとも最近の傾向なんでしょうか? テレビやネットによる細切れ映像の反動?
これもまた 「謎」 です。
※ 「謎」 といえば、昨年の 『奇術探究2』 で保留にしておいた 「謎」 がほぼ解決しました。Kさんありがとね。3月末に刊行予定 (予定です予定) の4号で報告いたします。
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