mMLのライブにおける、観客以外の笑い声が気になるとのご指摘が以前ありまして、8月8日付のmMLブログのコメント欄でも簡単に事情を説明しているのですが、ここであらためてご説明させていただきます。
極端な例でいうと、あの笑いは、まわりで見学しているマニアの (観客に対する) 侮蔑の笑いではないのか? という意見もあったのですが、これは100パーセントNOです。 あれはカメラマンの素の笑いか、もしくは盛り上げのための笑いです。また、ライブ撮影の際は、周りにマニアの方や、会員の見学者はおりません。
初期のこのスペースにおいて、mMLの基本コンセプト及び、長所と短所について、そしてこの手の教材で一番苦労する 『ライブの撮影』 に関して説明いたしました。
編集作業の大変さはともかくとしても、限られた時間の中での (ある程度の使用にたえる) ライブ撮影は本当に苦労するのです。これは多分体験しなければ分からないでしょう。おかげさまでmMLの会員数は少しずつ増えてはおりますが、決して予算的にも時間的にも余裕があるわけではありません。
なるべく初めてマジックを観る観客を (毎回) セッティングし、かつなるべく自然なリアクションを映像に収めるためには、取り直しはゆるされません。彼らはタレントではないからです。 (無論それがこなせるタレントも驚くほど少ないのですが) また、カメラで撮影されることになれていない観客は、ただでさえとても緊張するため、リラックスしてもらうためにはmMLなりの工夫をしているのですが、限られたスタッフの中で行える一つのやり方として、カメラマン自体の反応 (これはマジックに対するものと観客に対するものとの二種類ありますが) は、正直欠かせないものになっています。つまり充分に効を奏しているということです。
少なくとも参加していただいているお客様の中で、ご指摘の点について不満をもたれた方は一人もおりません。
とらえ方は人それぞれなので、その部分の感じ方までは強要できないのですが、この先もう少し会員数が増えて予算的にも余裕ができない限りは、残念ですがすぐに変更できる問題でもありません。気になる方には非常に申し訳ないのですが、ここは今しばらく我慢していただくしかありません。 どうもすみません。m(__)m
コメント